小林可夢偉、再びNASCARカップ・シリーズに参戦…23XIレーシングから2度目の挑戦へ
TOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼WECチーム代表、小林可夢偉が、昨年のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)での第24戦に続き、23XIレーシングから再びNASCARカップ・シリーズに参戦する事が発表された。
2012年鈴鹿日本での表彰台獲得を含めたF1キャリア75戦を誇る2度のFIA世界耐久選手権(WEC)チャンピオンは、3月24日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されるシリーズ第6戦で再び23XIレーシングに合流。2年連続2度目のカップ戦に臨む。
He’s back 😉
Kamui Kobayashi rejoins 23XI Racing for his second career #NASCAR Cup Series start as he takes on COTA with teammates Bubba Wallace and Tyler Reddick. #teamtoyota pic.twitter.com/Ifkmss21wE
— 23XI Racing (@23XIRacing) March 13, 2024
IMSのロードコースで行われた昨年8月のレースでは28番手グリッドからスタートし、2度の追突を受け33位でフィニッシュ。レース内容には「満足していない」としつつも、幼少の頃から「夢」を叶えた。
小林可夢偉はデビュー戦を終えて次のように述べ、経験を積めばもっと良い結果が残せるはずとの考えを示し、機会があれば「是非とも再挑戦したい」と語った。
「スタートはポジション取りも良かったですが、2周目に追突されてしまい、いきなりNASCARの洗礼を受けました。スピンターンをすると一気にグリップがなくなってしまったのが残念でした」
「クリーンに走ることができた2セット目のタイヤは、慣れてきたこともあってペースに問題はなかったです。ただ、3セット目のタイヤの時にまた追突されてしまいました。レース全体を通じていいペースで走り続けたかったです」
「ただ、NASCARの経験が少ない中でも、戦えそうな手応えを感じる瞬間もあったので、もう少しこのクルマに慣れて、動かし方を理解すれば、充分いいレースができるんじゃないかと感じています」
「すごくいい経験になったので、またチャンスをいただけるのであれば僕はぜひ再挑戦したいです」