Published: Updated:
鈴鹿のレーススチュワードは、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソを厳重注意処分にすると共に、ペナルティーポイントを2加算した。アロンソは2017年10月8日に開催されたF1日本グランプリ決勝レース中に、青旗を無視したとして審議の対象にかけられていた。
レース終盤の51周目、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが先頭争いを繰り広げる中、アロンソはフェリペ・マッサと10番手をかけてバトルしていた。オフィシャルは先頭集団に道を譲るよう14と15コーナーの間でアロンソに青旗を提示したが、アロンソは直ぐに道を譲らず、ハミルトンを先に行かせたのは翌周のヘアピンにおいてだった。
映像証拠、ポジションデータ、アロンソ及びチーム代表者からの意見聴取を行った結果、スチュワードはアロンソに非があると判断、スーパーライセンスポイントの一時停止に繋がるペナルティーポイントを2追加する事を決定した。規約により、F1ドライバーは12ヶ月の間に累積12ポイントを計上すると、1レースの出場停止処分が科される事になっている。
F1ドライバー達は、ドライバーズブリーフィングと呼ばれる会議で国際スポーツコードの遵守を言い渡されており、それによれば、ブルーフラッグが提示された際には速やかに道を譲る事、とされている。