2017年 F1日本GP:レース戦略とタイヤ分析データ
Published: Updated:
2017年のF1日本GPにおけるレース戦略とタイヤ分析データをまとめた。ピットストップ回数、タイヤコンパウンド別の最速ラップと最長スティント、気温、路面温度、風速、湿度等のコンディションデータを以下に紹介する。
ピットストップ回数
主流となったピットストップ回数は1回、11名のドライバーが1ストップ戦略を取った。2ストップ勢はピエール・ガスリーとストフェル・バンドーンの2名のみ。スーパーソフトでスタートし、ソフトを挟んで最後に再びスーパーソフトを履いた。
ピレリは、スーパーソフト16周を2スティント走った後、ソフトに履き替える作戦が最速との事前予想をしていたが、該当する戦略を取ったドライバーは一人もいなかった。
- 1ストップ
- ルイス・ハミルトン
マックス・フェルスタッペン
ダニエル・リカルド
バルテリ・ボッタス
キミ・ライコネン
エステバン・オコン
セルジオ・ペレス
ケビン・マグヌッセン
フェリペ・マッサ
フェルナンド・アロンソ
ジョリオン・パーマー - 2ストップ
- ピエール・ガスリー
ストフェル・バンドーン - 4ストップ
- パスカル・ウェーレイン
© pirelli
最長スティント
スーパーソフトでの最長スティントは、ダニエル・リカルド(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の3名が走った25周。ソフトタイヤの最長スティントは、ジョリオン・パーマー(ルノー)が走った39周となった。
- スーパーソフト
- 25周
- ソフト
- 39周
ファステストラップ
タイヤコンパウンド別のファステストラップ。
- スーパーソフト
- バルテリ・ボッタス…1分33秒144
- ソフト
- ダニエル・リカルド…1分33秒694
コンディション
決勝当日の鈴鹿サーキットは好天に恵まれ、ドライコンディションとなった。
- 天候
- 晴れ
- 気温
- 25.5℃~27.3℃
- 路面温度
- 38.6℃~44.8℃
- 風速
- 0.0m/s~2.8m/s
- 湿度
- 52.2%~60.0%