ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に追突されリタイヤに終わったレースを経てインタビューに答える角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年9月1日F1イタリアGP
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角田裕毅「かなり余計な動きだった」ヒュルケンベルグに追突され早々リタイヤ

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9月1日(日)のF1イタリアGPでリタイヤを余儀なくされたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)との接触事故について角田裕毅(RBフォーミュラ1)は、「かなり余計な動き」だったと語った。

角田裕毅は1周目に2つポジションを上げて14番手に浮上するも、4周目のターン1で後方ヒュルケンベルグに追突され19番手に転落すると、7周目にクルマをガレージに入れてリタイヤした。

ジョニー・ハーバートを含むモンツァのスチュワードは、ヒュルケンベルグに責任があるとして10秒ペナルティと2点のペナルティポイントを科した。過去12ヶ月間の累積点は4点に達した。

リタイヤの理由について角田裕毅は「フロアのダメージが酷すぎました。運転できる状態ではなく、レースを続けられる状況ではありませんでした。それが主な理由です」と説明した。

接触事故については「リプレイ映像を見ないと分からない」と前置きした上で次のように述べ、ヒュルケンベルグに責任があるとの見方を示した。

「彼はターン1に向けてロックアップしたように思います。接触を避けようと、できるだけスペースを確保しようとしたのですが、彼がぶつかってきました」

「あれはかなり余計な動きだったように思います」

そのヒュルケンベルグはオープニングラップのアスカリで角田裕毅のチームメイト、ダニエル・リカルドと接触しており、こちらに関してはリカルドに10秒ペナルティが科された。


2024年F1第16戦イタリアGPでは、4番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1ストップ戦略を採って逆転優勝を飾った。2位はオスカー・ピアストリ、3位はランド・ノリスと、マクラーレン勢がこれに続いた。

バクー市街地コースを舞台とする次戦アゼルバイジャンGPは9月13日のフリー走行1で幕を開ける。

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