リアム・ローソン「うまく噛み合わなかった」入賞の可能性感じながらも一歩及ばず11位
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リアム・ローソン(アルファタウリ)はF1デビュー2戦目となったイタリアGPで12番グリッドから11位完走を果たした。ポイント獲得まで後一歩だった。
トップ10フィニッシュは全車が1ストップ戦略を採ったが、ローソンはリアタイヤのデグラデーションが大きく、13周目と33周目の2回に渡ってピットストップを行った。
「今日は物事がうまく噛み合わなかった。スタートはもう少し上手くやれたはずだ。チャンスを逃してしまった。見直す必要がある。ペースは悪くなかったけど、上手く流れを掴む事ができなかった」とローソンは振り返る。
「まだ色々とやり方を学んでいる最中だけど、クルマには慣れてきたと思う。でも、ポイントを獲得できるだけのペースがあったにも関わらず、それを逃してしまったため、今日の出来には少しガッカリだ」
「何が悪かったのか僕には良く分からないから、これについて調べてみるつもりだ」
「僕がこれまで慣れ親しんできたよりもレースが長いから、上手く合わせ込めるように取り組んでいるところだけど、この前の週末より遥かに準備を整える事ができたから、この点に関しては満足してる」
角田裕毅がレース前にパワーユニットのトラブルに見舞われたため、比較となるベンチマークがないものの、予選ではチームメイトのすぐ後ろのポジションを確保し、レースでは中団上位を争うなど、更なるドライブに値する走りを見せたと言える。
9月3日(日)にモンツァ・サーキットで行われた2023年F1第15戦イタリアGP決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が10連勝を飾った。2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)。3位表彰台にはポールシッターのカルロス・サインツが滑り込んだ。
マリーナベイ市街地コースを舞台とする次戦シンガポールGPは9月15日のフリー走行1で幕を開ける。