レーシングポイント、結果とは対照的に「ダブルQ3進出のチャンスあり」
レーシングポイントF1チームのセルジオ・ペレスとランス・ストロールが、9月6日(金)に行われたF1第14戦イタリアGP初日フリー走行を振り返った。
ペレスは雨のためにスリッピーな路面コンディションとなったFP1でクラッシュ。マシンを壊し、ノータイム19番手と最悪の出だしを切った。午後2回目のプラクティスでは、ランス・ストロールが15番手、ペレスは16番手タイムを刻みクルマを降りた。
オトマー・サフナウアー代表は「予選では2台揃ってQ3に進めるチャンスがある」と語り、初日リザルトとは裏腹に、グリッド争いでトップ10入り出来るはずだと力強く語った。
レーシングポイント:F1イタリアGP初日
セルジオ・ペレスFP2: 16位, FP1: 19位
FP1のアウトラップで、いきなりクラッシュしてしまった。最悪のスタートだよ。幸いにもFP2では路面が乾いてくれたから、走行時間を失わずにすんで良かった。予選のコンディションは今日とはかなり違うだろうけど、明日に向けて大量のデータを収集できたから、ライバルとのギャップを縮められる事を祈ってる。
ランス・ストロールFP2: 15位, FP1: 12位
天気のせいで今日はかなり混乱した一日だった。会場に見に来てくれたファンにとっては残念だったよね。そんなに走り込めてないから、自分達の相対的なポジションを予想するのは難しい。入り混じった複雑なコンディションでは走行するのが大変だし、ドライを履いた午後のセッションでも小雨が降っていたから、現時点で自分たちのポジションを判断する事は難しい。
多くのマシンがドライコンディションだった序盤にパフォーマンスランを行っていたけど、僕らはその時オプションタイヤを履いていたんだ。予選用タイヤを履いた時には雨が降り出していたから、今日は実力を示せたわけじゃない。今夜はデータを分析して、改善できる箇所を探してみるつもりだ。
初日をトップで締め括ったのは地元フェラーリのシャルル・ルクレール。2番手メルセデスのルイス・ハミルトンを100分の7秒差で退けた。3番手にはコンマ2秒遅れでセバスチャン・ベッテルが続いた。
2019年F1イタリアグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間9月7日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってモンツァ・サーキットで開催される。