ピエール・ガスリー、今季11回目のTOP6「チームのおかげ」対するアルファタウリは「一切ミスのない最高の走り」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは9月10日(金)のF1イタリアGP予選でQ3ラウンドに進出して見事6番手を獲得した。予選での6番手圏内は今季11回目で率にして79%に上る。
チームの母国レースで不甲斐ない姿は晒せない。イタリアを”第二の故郷”と呼ぶガスリーは、順当にQ3に駒を進めるとスクーデリア・フェラーリの2台を抑えてマクラーレン勢に迫る好タイムを刻んだ。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「ピエールは最高の予選を戦ってくれた」と絶賛した。
「彼は全てのセッションで速く、一切ミスをしなかった。Q1を1セットのタイヤで通過したことでQ3で2セットを使う事ができ、重要な局面で差をつける事ができた」
「今日のピエールの6位は最高に素晴らしい。パッケージから最大限のパフォーマンスを引き出すことで、明日のスプリント予選に向けて力強いポジションを確保する事ができた」
チームの素晴らしい仕事のおかげ
ピエール・ガスリー予選: 6位, FP1: 5位
今日の結果には凄く満足してる。すべてを出し切ったと思うし本当に良いラップを走って6番手につけることができた。Q3に関しては特にポテンシャルを最大限に発揮して全てを上手くまとめ上げる事ができたと思う。
トリッキーではあったけど、モンツァでの予選は毎回、猫とネズミの追いかけっこみたいに誰もがトウを巡って争う展開になる。今日はクリーンラップを走る事が凄く重要だったけど、それができたので本当に満足だ。
これで今年の予選でトップ6に入ったのは11回目だったと思う。チームの素晴らしい仕事のおかげだね。
明日の18周レースは厳しい争いになると思うけど、前の連中についていって良いポジションから日曜日のレースをスタートできるよう頑張るつもりだ。
スプリント予選の最上位1番手はバルテリ・ボッタス。2番手にルイス・ハミルトンが続きメルセデスがフロントローを独占した。3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。
2021年 F1イタリアGPの2日目はFP2とスプリント予選が行われる。決勝レースのグリッド争いは日本時間9月11日(土)23時30分より行われ、1周5,793mのモンツァ・サーキットを18周する事で競い合う。