2022年シーズンのインディカー・シリーズ第7戦デトロイトGPの予選が現地6月4日(土)にミシガン州ベル・アイル・パーク市街地コースで行われ、ジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）が1分15秒2153を記録。2021年9月のロングビーチ以来となる今季初のポールポジションを獲得した。

デイル・コイン・レーシング with RWRの佐藤琢磨は0.1337秒遅れの2番手に続いた。テキサス・モーター・スピードウェイでの3番手を上回る今季予選ベストで、チームメイトのデイビッド・マルカスも6番手と上位に並んだ。

「ファスト6で遂に良いラップを刻むことができました。本当に満足です」と佐藤琢磨。

「51号車デイル・コイン・レーシングは素晴らしい仕事をしてくれました。もちろん、デビッドもQ1、Q2と素晴らしい仕事をして、僕をプッシュしてくれました」

「スピードがあることは分かっていましたが、あの時点まではなかなかまとめ切れずにいました」

「インディ500での勢いをそのままに、今週末に向けてはかなりポジティブな気持ちで臨むことができています。チームのみんなも本当に喜んでくれていますし、素晴らしいチームワークが発揮できたと思います」

決勝レースに対する自信については「正直なところ、まだわかりません」と答えた。

「ロングランをやっていないので。オプション・タイヤがどの程度もつのかも分かりませんし。去年は半数がレッド・タイヤで1スティントを走り切っていますが、もう半分はそうではありませんでした」

「どうなるでしょうね。判断するのは難しいです。コンディションは本当に移ろいやすいですし。ただパッケージには凄く自信を持っています」

3番手は2016年のシリーズ・チャンピオン、シモン・パジェノー、4番手にはインディ500を4度制したエリオ・カストロネベスと、メイヤー・シャンク・レーシングが2列目を独占した。

ロマン・グロージャン（アンドレッティ・オートスポーツ）は予選第2ラウンドの終盤にターン12のイン側バリアに衝突してトーリンクが破損。スピンを喫してアウト側のバリアに激突した。グロージャンに怪我はなかったが、マシンは大きなダメージを負った。

ハイライト動画

第7戦デトロイトGPの決勝レースは日本時間5日(日)28時（午前4時）よりGAORA SPORTSで生中継される。視聴には「スカパー！」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。また決勝はHulu ライブTVでもストリーミング配信される。

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2022年第7戦デトロイト予選順位結果