アンドレッティ・オートスポーツの佐藤琢磨
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【動画有】6位スタートの佐藤琢磨、もらい事故でゲートウェイ500を早々にリタイヤ

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佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、米インディカー・シリーズ第15戦ゲートウェイ500決勝をリタイヤで終えた。8月27日(日)に行われたレースの1周目、6番手スタートの琢磨はマシンコントロールを失ったエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)に追突され、マシンリアからウォールにクラッシュした。

チームはマシンの修復を試みたものの損傷が酷いために断念、リタイアを喫した。路面温度が低いことに加えて、ゲートウェイ・モータースポーツパークの再舗装されたトラックはグリップが不足、オープニングラップで琢磨とカーペンター、そして年間タイトルを争うウィル・パワー(ペンスキー)の3台が早々にコースを去った。

インディ500の時と同等の好感触を持っていたという琢磨は、悔しさというよりもむしろ怒りに満ちていた。全長1.25マイルの変則的ショートオーバルコースを248周で争われるレースは、111周を終えたところで1位エリオ・カストロネベス、2位ジョセフ・ニューガーデン、3位シモン・パジェノーとペンスキー勢がリードしている。

琢磨はコーナーにアウト側から進入、スピンした灰色のマシンのパワーの手前を、青色の琢磨のマシンがコース上を滑っていく様子が映し出されている。