【動画有】6位スタートの佐藤琢磨、もらい事故でゲートウェイ500を早々にリタイヤ
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、米インディカー・シリーズ第15戦ゲートウェイ500決勝をリタイヤで終えた。8月27日(日)に行われたレースの1周目、6番手スタートの琢磨はマシンコントロールを失ったエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)に追突され、マシンリアからウォールにクラッシュした。
チームはマシンの修復を試みたものの損傷が酷いために断念、リタイアを喫した。路面温度が低いことに加えて、ゲートウェイ・モータースポーツパークの再舗装されたトラックはグリップが不足、オープニングラップで琢磨とカーペンター、そして年間タイトルを争うウィル・パワー(ペンスキー)の3台が早々にコースを去った。
インディ500の時と同等の好感触を持っていたという琢磨は、悔しさというよりもむしろ怒りに満ちていた。全長1.25マイルの変則的ショートオーバルコースを248周で争われるレースは、111周を終えたところで1位エリオ・カストロネベス、2位ジョセフ・ニューガーデン、3位シモン・パジェノーとペンスキー勢がリードしている。
.@EdCarpenter20 & @12WillPower have been checked, cleared and released from the medical center. #INDYCAR #Bommarito500 pic.twitter.com/3XM8ACjqX2
— NTT INDYCAR SERIES (@IndyCar) August 27, 2017
琢磨はコーナーにアウト側から進入、スピンした灰色のマシンのパワーの手前を、青色の琢磨のマシンがコース上を滑っていく様子が映し出されている。