F1ハンガリーテスト《2日目》順位結果:復帰を懸けたクビサは4番手、松下信治は最下位、ベッテル最速

ロバート・クビサcopyright Renault Sport

2回目となるインシーズンF1合同テスト2日目、トップタイムを記録したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、スーパーソフトタイヤを履いたベッテルは、自身が先日のハンガリーGP予選で記録したポールタイムよりも0.848秒遅い1分17秒124をマーク。ベッテルは午前中のテストを担当、40周を走った。

2番手にはF1マシン初走行となったマクラーレン・ホンダのランド・ノリスが、ウルトラソフトタイヤで1分17秒385を記録、昨日のストフェル・バンドーンをコンマ4秒ほど上回り計91周を走った。

“将来のチャンピオン候補”との大きな期待を背負った17歳は、非常に印象的な走りを見せた。マクラーレンのエリック・ブーリエは「ノリスは将来のスター」と高く評価した。

3番手にはベッテルに代わり午後の走行を担当したキミ・ライコネンが続いた。フェラーリはこの日2人合わせて100周を走り込んだ。ハンガリーでの2日間のテストは、スクーデリア・フェラーリが両日とも最速で締めくくる結果となった。


©F1

ラリー競技中のクラッシュによってF1キャリアを絶たれていたロバート・クビサ(ルノー)は、身体的問題が存在しないかの如く142周を走破し、ニコ・ヒュルケンベルグがハンガリーGP予選Q3で叩き出した1分17秒468から遅れること1.104秒のタイムで4番手を記録した。会場にはクビサの走行を一目見ようとするファンが多く見受けられた。

ルノーは、来季のF1復帰を評価するため今回のテストにクビサを招集した。走行を終えたクビサは復帰の可能性については明言を避けた

久方ぶりの日本人F1ドライバー誕生の期待を背負う松下信治(ザウバー)は、この日3番目に多い121周を走り、ベッテルから遅れること4.874秒の1分21秒998を記録した。ハンガリー予選でマーカス・エリクソンが記録したのは1分19秒972、2.026秒のギャップであった。今回のテストによって、松下はF1フリー走行参加資格の要件を満たした

今回の松下のテスト起用は、18年よりホンダがザウバーにエンジン供給を行う一環とみられているが、結局ザウバーはホンダとの契約を履行せずフェラーリと契約を結んだ。

5番手と6番手にはトロ・ロッソのレギュラー組カルロス・サインツとダニール・クビアトが、7番手にはゲルハルト・ベルガーの甥ルーカス・アウアー(フォース・インディア)が1分19秒242で続いた。メルセデスの注目の若手ジョージ・ラッセルは8番手、昨日と合わせて200周以上を走り込んだ。フォース・インディアのテストドライバーを務めるニキータ・マゼピンは9番手、日本のスーパーフォーミュラに参戦中のピエール・ガスリーは10番手という結果だった。

8月2日(水)のハンガロリンクは、昨日よりも気温が落ち着き幾分過ごしやすいコンディションとなった。ハンガリーテストの詳細については、F1ハンガリーテスト日程と担当ドライバーを参照されたい。初日のテストはF2で圧倒的な速さを見せつけているシャルル・ルクレールが最速を記録している。

順位タイムと周回数

Pos Driver Team Time Gap Laps
1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:17:124 40
2 ランド・ノリス マクラーレン 1:17:385 0.261 91
3 キミ・ライコネン フェラーリ 1:17:842 0.718 60
4 ロバート・クビサ ルノー 1:18:572 1.448 142
5 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1:18:850 1.726 68
6 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1:19:116 1.992 54
7 ルーカス・アウアー フォース・インディア 1:19.242 2.118 49
8 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:19.391 2.267 90
9 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1:19.692 2.568 48
10 ピエール・ガスリー レッドブル 1:20:337 3.213 107
11 ルカ・ギオット ウィリアムズ 1:20:414 3.290 161
10 サンティノ・フェルッチ ハース 1:20:994 3.870 116
12 松下信治 ザウバー 1:21:998 4.874 121

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