F1ハンガリーテスト《1日目》順位結果:跳ね馬シャルル・ルクレール最速、2番手バンドーン
8月1日(火)に行われた2回目のF1インシーズンテストで、来季F1デビューが噂されるフェラーリのシャルル・ルクレールが1分17秒746をマークし初日テストのトップタイムを記録した。ソフトタイヤを履いたルクレールは、セッション終了2分前にストフェル・バンドーンが記録した最速タイムを1000分の88秒更新、計98周を走りきった。
走行を終えたルクレールは、ファステストラップは嬉しいものの、テストにおいてはあまり重要な意味を持たないと言ってのけた。
2番手タイムを記録したのはマクラーレン・ホンダのバンドーン、途中パワーユニットの周りのオイル漏れトラブルによりガレージで長い時間を過ごしセッション終了1時間半前にコースに復帰、ウルトラソフトタイヤに履き替え1分17秒896をマークし計72周を走破した。
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3番手にはピレリの18年タイヤ開発に招集されたメルセデスのバルテリ・ボッタスが、そして4番手にはW08を初めて走らせたジョージ・ラッセルがボッタスから0.5秒落ちの1分19秒231で続いた。
体調不良のフェリペ・マッサに代わって初日テストを担当したランス・ストロールがこの日最多となる137周を走り5番手、ヨーロッパF3に参戦中のニキータ・マゼピン(フォース・インディア)が6番手という結果だった。レッドブルのテストを担当したマックス・フェルスタッペンは10番手、エンジントラブルにより午前中の走行を棒に振った。
1日(火)のハンガロリンクは、気温35℃路面温度55℃を超える厳しい暑さとなった。この日フォース・インディアは2人のドライバーを走らせたが、その他のチームは1人体制でテストに臨んだ。
明日2日(水)のマクラーレン・ホンダは、バンドーンに代わって未来のF1王者候補ランド・ノリスが、フェラーリはキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルのレギュラー組が、ザウバーからは日本人ドライバーの松下信治が、そしてルノーにはロバート・クビサが登場する。
ハンガリーテストの詳細については、F1ハンガリーテスト日程と担当ドライバーを参照されたい。
順位タイムと周回数
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルクレール | フェラーリ | 1:17:746 | – | 98 |
2 | バンドーン | マクラーレン | 1:17:834 | 0.088 | 72 |
3 | ボッタス | メルセデス | 1:18:732 | 0.986 | 155 |
4 | ラッセル | メルセデス | 1:19:231 | 1.485 | 119 |
5 | ストロール | ウィリアムズ | 1:19:866 | 2.120 | 138 |
6 | マゼピン | フォース・インディア | 1:19.910 | 2.164 | 52 |
7 | ラティフィ | ルノー | 1:20:302 | 2.556 | 54 |
8 | ゲラエル | トロロッソ | 1:20:341 | 2.595 | 101 |
9 | アウアー | フォース・インディア | 1:20.563 | 2.817 | 54 |
10 | フェルッチ | ハース | 1:21:185 | 3.439 | 102 |
11 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:21:228 | 3.482 | 58 |
12 | マルジャ | ザウバー | 1:21:503 | 3.757 | 108 |