2018年のF1ドイツGPは、日本時間7月27日(金)から29日(日)までの3日間の日程で開催される。舞台となるのは「壁のないモナコ」と称されるオーバーテイクが困難なテクニカルサーキット「ハンガロリンク」。

33回目のF1世界選手権を迎えるハンガリーGPは、1986年の初開催以来、ほぼオリジナルのレイアウトを継続。各チームは、16コーナーから構成されるコースに最大ダウンフォースのセットアップを持ち込む。ハンガロリンクで最も成功を収めているのはマクラーレン。過去11度の優勝を果たした。

フェルナンド・アロンソにとってはF1初優勝の思い出の地。2度F1を制したスペイン人ドライバーは、デーモン・ヒル、ジェンソン・バトン、ヘイキ・コバライネンと並び、ハンガロリンクでF1キャリア初の勝利を手にした。

ハンガリーと日本との時差は前戦ドイツと同じく7時間。いずれのセッションも、比較的観戦しやすい日本時間夕方以降の放送となる。現地週末は予選の行われる土曜日正午前後に雷雨の予報が出ており、ウェットコンディションになる可能性がある。

F1ハンガリーグランプリはフリー走行3回、予選、そして決勝の全5セッションで構成される。地上波やBSでの無料生放送は行われない。視聴に際しては、有料放送か有料ネット配信サービスを利用する必要がある。

F1テレビ放送・ネット配信のまとめ

開催スケジュールと放送日程

フジ及びDAZNともに、フリー走行、予選、決勝の全セッションがノーカット生中継される。フジテレビNextスカパーではタイヤのエキスパート浜島裕英が全セッションで解説を担当。米家峰起、津川哲夫、川井一仁の3氏が現地から交代で解説を担当し、土曜以降に片山右京がスタジオに加わる。実況は西岡孝洋氏が担当。フリー走行と予選は10分前、決勝は40分前から放送開始となる。

DAZNでは、国際映像とライブタイミング、オンボードカメラ映像を楽しむこともできる。下記はすべて日本時間。

F1ハンガリーGP特集