フォース・インディア「次戦スパでは”落ち着いた状況”でレースがしたい」
7月29日(日)に行われたF1第12戦ハンガリーGP決勝レースを終えて、フォース・インディアF1チームのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンが70周の戦いを振り返った。
グランプリ初日夜に破産手続き開始の衝撃的なニュースが飛び交ったものの、チームは残りの週末への参戦を継続。オコンは17番グリッドから、ペレス18番グリッドから入賞圏内を目指しレースに臨んだものの、2台揃ってノーポイントレースに終わった。
フォース・インディア:F1ハンガリーGP決勝を終えて
セルジオ・ペレス決勝: 14位
厳しいレースになるのは予想してたし、実際のところ理想的とは言えない1日だった。後方からのスタートだったから、積極的な戦略でいくことにしたんだけど、それを上手くやり遂げられるだけの十分な速さがなかったんだ。スタートは良かったんだけど、ルクレールと接触した事で幾つかポジションを落としてしまい、挽回することが出来なかった。ここはオーバーテイクが難しいからね。
何とか夏休みを迎えられて嬉しい。ここ数カ月はメンタル的にヤバかったからね。でも、僕はまだここにいるし、ドライバーズチャンピオンシップでもトップ10につけてる。休み明けには強くなって戻ってくるつもりだ。しばらくすればコース外の問題も落ち着くだろうから、次のスパには安定した環境の中で挑めると思う。
エステバン・オコン決勝: 13位
ポイント獲得は厳しいだろうなって予想してたけど、実際難しいレースだった。幾つかポジションを上げられたからスタートは良かったんだけど、今日の僕らにはグリッド後方から挽回してポイントを争うような速さはなかった。
ルノーの2台とは何度か良いバトルができて楽しかったけど、予選でのトラブルが今日の結果を決める形になってしまい残念だよ。これから数週間の夏休みになるけど、チーム全員が休みを取るに相応しい活躍をみせたと思う。まだシーズンの半分が終わったに過ぎないけどね。強さを手に入れてスパに挑めるよう祈るよ。
F1ハンガリーグランプリ決勝レースは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを果たし、ハンガリーGP通算6度目の優勝を飾った。2位はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。3位にはキミ・ライコネンが続く結果となった。