笑顔を見せるレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表、2019年F1ハンガリーGP予選にて
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レッドブル、ホンダとの初ポール「HRD Sakuraとミルトンキーンズによる最高の仕事の賜物」

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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、ホンダとともに勝ち取った初のポールポジションは、マックス・フェルスタッペンの卓越したパフォーマンスは当然として、HRD Sakuraとミルトンキーンズによる最高の仕事の賜物だと語った。

2019年型F1マシン「RB15」は、シーズン序盤はリアのグリップ不足が足かせとなり、フェラーリやメルセデスに挑戦できるほどの競争力がなかったものの、ホンダのパワーユニット開発拠点であるHRD Sakuraと、車体の開発を手掛けるミルトンキーンズ双方による努力の結果、フランスGPを皮切りに急激にパフォーマンスを増し続けている。

「ファンタスティックなパフォーマンスだった」とホーナー代表。ハンガリーGP予選でのポール獲得を受けて、次のように語った。

「マックスが初めてポールポジションを獲得したこと、そして、オランダ人初のポールシッターとなったことを本当に嬉しく思う。疑いようのない大接戦だったものの、マックスはQ3の最初のランで実に見事なラップを刻んだ」

「このラップを超える事は難しかったにもかかわらず、彼は最後のランで更に少しずつタイムを削っていき、全ては最後の2コーナーに委ねられた。バルテリ(ボッタス)は、ターン13で少しばかりオーバーステアに見舞われたようだが、マックスの方は最後の2コーナーを確実に仕留めて、100分の2秒のマージンを作り出しコントロールラインを駆け抜けた」

「ホンダにとっては2006年以来のポールとなったわけだが、ハンガロリンクはグリッドポジションが重要だから、明日はこのアドバンテージを活かして、大量のポイントをつかみ取りたい」

「我々は遂にマシンパフォーマンスを引き出せるようになってきた。ミルトンキーンズとSakuraのチームメンバーたちは最高の仕事をしており、シーズン前半で我々がステップアップした事に疑いはない」

フェルスタッペンがメルセデスのバルテリ・ボッタスに対して0.018秒差をつけポールポジションを獲得した一方、ピエール・ガスリーはそんなフェルスタッペンに0.878秒もの遅れを取り、6番手という結果に終わったものの、ホーナー代表は「チャンスはまだある」と語り、ガスリーをフォローした。

「ピエールの方は、ミディアムでのQ2突破という目標は達成したが、残念ながらQ3の最速ラップの時にミスを犯してしまい、フェラーリ勢に次ぐ6番手に終わった。だが、チャンスはまだ残っている」

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