F1日本GPより「ホンダ」ロゴ復活!レッドブル及びアルファタウリとの関係強化、ペレスがHRSアンバサダーに。更には…
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ホンダは10月5日(水)、モータースポーツのさらなる発展を目指してレッドブル・レーシング及びスクーデリア・アルファタウリとのパートナーシップを強化すると発表した。
これは株式会社ホンダ・レーシング(HRC)を通した両チームに対するF1パワーユニット技術支援を2025年まで延長した事を受けて両チームとの間で合意されたもので、以下3点が含まれる。
1:「Honda」ロゴの復活
ホンダのお膝元、鈴鹿サーキットで10月7~9日に行われる2022年のF1日本GPから2022年シーズン末まで、アルファタウリ「AT03」及びレッドブル「RB18」にHondaのロゴが再び掲載される。
HRCの渡辺康治代表取締役社長は「両チームのマシンに施されることになったノーズのHRCロゴとサイドのHondaロゴは、我々とレッドブル・グループとの強い絆の象徴です」と述べた。
「HRCの技術支援を通じて、両チームのマシンによる世界最速への挑戦を全力でサポートしていきます。そして、Hondaが大会スポンサーを務める今年のF1日本GPでこの両チームのマシンがお披露目されることをうれしく思います」
「Hondaの技術がこめられたPUで戦う両チームへの応援をよろしくお願いします」
2:ペレスがHRSのアンバサダーに就任
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスが、ホンダ・レーシングスクール・鈴鹿(HRS)のアンバサダーに就任し、11月に開催されるHRSの生徒に向けたドライビングアカデミーに参加する。
3:ホンダのファン感にドライバー登場
2022年11月27日(日)に開催される「Honda Racing THANKS DAY(ホンダ・レーシング サンクスデー)2022」にレッドブルのマックス・フェルスタッペン及びセルジオ・ペレス、そしてアルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅の計4名が参加する。
ホンダとの更なる成功を確信するレッドブル
今回の合意を経てレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとのパートナーシップが今後も更なる成功を収めていくだろうとの考えを示した。
「レッドブルグループとHRCのパートナーシップはこれまで、モータースポーツの最高峰であるF1を舞台に数々の輝かしい成績を残してきた」
「今回の合意に加え、現行のPUレギュレーションが継続される2025年まで、ホンダからの技術支援が得られることは素晴らしいことだ。また、両者の関係性が時間と共に強固になっていくことを誇らしく感じている」
「HRCのこれまでの献身的なサポートに感謝しているし、このパートナーシップが今後もさらなる成功を収めていくと確信している」
今週末のF1日本GPで昨年に続くフェルスタッペンの2度目の戴冠の可能性があるレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ホンダに対する感謝の念を強調した。
「ホンダは我々とパートナーシップ締結以降、競争力のあるパワーユニットを4台のマシンに提供するために、ハイブリッドパワーユニットの開発において多大なる献身と努力を積み重ねてきてくれた。そんなホンダに対して我々は、大きな感謝の思いを抱いている」
「これからの我々の共通の目標は、PUレギュレーションが変更されるまでの残りの3年間に渡って、グリッドで最も競争力のあるPUとともにレースに挑み、最高の成績を残し続けることだ」
「その目標達成に向けて、日本GPから再びHondaのロゴがマシンに戻ってくることを本当に楽しみにしている」
また、アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストは「長年にわたりホンダと我々は素晴らしい関係を築いてきた」として、更なる成功に向けて意欲を示した。
「日本GPからホンダのロゴを再び掲げることや、さまざまな取り組みを共に行っていくことで、この関係をより強固にできることを嬉しく思っている」
「レースに対するホンダの真摯な姿勢のおかげで我々は、モンツァでのピエールの初優勝をはじめとする数々の成功体験を得ることができた。ホンダと共にさらなる成果を上げていきたい」
既報の通り、ヘルムート・マルコらレッドブルの首脳陣は10月4日(火)、ホンダの本社がある東京都港区南青山にて、今回の合意を含めた首脳級会談に臨んだものと見られている。