ホンダF1のシニア・ビジネス・アドバイザーを務めていた海野勝と山本雅史F1マネージング・ディレクター
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訃報:海野勝氏が死去…F1日本GP開催に多大な貢献、ホンダを代表して山本MDが追悼の言葉

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F1に参戦するホンダ・レーシングは、シニア・ビジネス・アドバイザーを務めていた海野勝氏が、去る5月28日(火)に死去した事を明らかにした。海野氏は鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドの代理人として、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)との交渉の先頭に立ち、F1日本GP開催に多大な貢献を果たしてきた。

ホンダF1マネージング・ディレクターを務める山本雅史氏は「悲しいことに、5月28日に海野勝氏が亡くなりました」との声明を発表。海野氏の長年に渡る功績に感謝の意を表し、追悼の言葉を述べた。

「彼はフォーミュラ1のコミュニティでよく知られた人物というだけでなく、長年に渡って当社のF1プログラムを支援してくださったホンダの良き友人でありアドバイザーでもあります」

「彼は日本におけるモータースポーツ、特に、モビリティランドが運営する鈴鹿サーキットでの日本グランプリ開催に際して重要な役割を果たしてきました。彼が去ってしまった事を残念に思います。ホンダを代表して、彼のご家族とご友人に心から哀悼の意を表します」

鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリは、静岡県富士スピードウェイが開催権を得た2007年と2008年を除き、1987年から継続して開催されており、昨年8月に2021年までの開催継続が発表された。2019年のF1日本GPは10月11日金曜に開幕を迎え、13日日曜に決勝レースが行われる。海野氏のご冥福をお祈りいたします。

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