ホンダの新型EV「Honda e」、世界的権威 レッドドット・デザイン賞を受賞
ホンダの新型電気自動車「Honda e」と大型スーパースポーツバイク「CBR1000RR-R FIREBLADE」が、世界的権威を持つ「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞した。
レッド・ドットは1955年に設立された世界的に最も権威あるデザインに関する賞の一つ。49カテゴリーに及ぶあらゆる工業製品を対象に、デザインの革新性や機能性、耐久性や人間工学など、9つの基準から意匠を審査する。ベスト・オブ・ザ・ベスト賞を最高位として、レッド・ドット賞、特別賞の3表彰が設けられている。
コンパクトEV「Honda e(ホンダ イー)」は、プロダクトデザイン賞の自動車部門でベスト・オブ・ザ・ベスト賞を受賞し、スマート・プロダクト部門においてもレッド・ドット賞を獲得した。
このクルマは人に寄り添うデザインと使い勝手を重視して開発された排気ガスを排出しない電気自動車で、バッテリーを車のフロア下に置くことで低重心を追求しつつ、小さいながらも安定感のあるプロポーションを実現している。
ダッシュボードには2画面の大型タッチスクリーンが搭載され、ラウンジのような快適な空間を作り出す。このスクリーンを使ってさまざまなコネクティッドサービスにアクセスすることで、運転者も同乗者も運転中・停車中・充電中、さまざまなシチュエーションで同じコネクティビティーと快適さを得ることができる。
「CBR1000RR-R FIREBLADE(シービーアール1000アールアールアール ファイアブレード)」は、プロダクトデザイン賞の二輪部門においてレッド・ドット賞を受賞した。同バイクは2019年11月にイタリア・ミラノショーで発表され、日本国内では3月20日(金)に発売が開始された。
開発コンセプトは「TOTAL CONTROL for the Track~サーキットで本領発揮するマシン」。CBRシリーズの最上位モデルとして、サーキット走行やレースで高い性能を発揮することを目標に開発された。
エンジンには世界タイトルを取り続けるMotoGPワークスマシンRC213Vで培われた技術が取り込まれ、CBR史上最高のエンジン出力を実現。最適・軽量化され、加速時と制動時の安定性を高めたフレームと、スポーツライディングをサポートする高度な電子制御機能によって、高いポテンシャルを発揮するモデルに仕上げられている。