モニターを見つめるブレンドン・ハートレー
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ホンダF1、ハートレーに5基目のエンジンを投入…グリッド降格で最後尾スタート / オーストリアGP決勝

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トロロッソ・ホンダは、1日(日)のF1オーストリアGP決勝レースに先立ってブレンドン・ハートレーのエンジン交換を実施。レギュレーションで定められたペナルティの対象となり、最後尾20番グリッドスタートが決定した。

今回の新たに投入されたのはICE・ターボチャージャー・MGU-H(各5基目)、MGU-K・CE・ES(各4基目)の全パワーユニットコンポーネント。計35グリッド降格分に相当する。

ハートレーは公式予選を19番手で終えていたため、ホンダはグリッド降格による影響は限定的と判断。エンジンそのものに技術的な問題はなかったものの、シーズン後半戦を見据えての戦略的エンジン交換を実施する事となった。

今回の交換によって、ハートレーは予備のエンジンストックを1セット確保。仮に今後のレースでエンジントラブルが発生したとしても、1回に限りグリッド降格処分を受けずに決勝をスタートする事が出来る。

なお、マクラーレンF1チームは予選後にフェルナンド・アロンソのマシン仕様を変更。規約に従いピットレーンからのスタートが決定している。

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