”進展”するルクレールの契約交渉とハミルトンへのフェラーリ巨額提示説…ウォルフ「1ミリの疑いもない」
ルイス・ハミルトンはフェラーリに、シャルル・ルクレールはメルセデスに移籍するのではとの憶測が飛び交う中、F1第7戦モナコGPを前にスクーデリアは契約満了の1年半前にも関わらず早くもルクレールとの契約延長交渉を開始したようだ。伊「Formu1a.uno」が伝えた。
25歳のモナコ人ドライバーはザウバーを経て2019年にキミ・ライコネンの後任としてフェラーリに移籍。2019年12月に2024年末までの契約延長にサインした。
ルクレールの2023年シーズンはリタイヤという最悪の形でスタートした。開幕バーレーンGPではエンジントラブルにより表彰台を失い、第3戦オーストラリアGPではコースオフを喫して再びリタイヤと、開幕3戦で得たポイントは僅か6点に留まった。
第4戦アゼルバイジャンGPではスプリントを含めてポールポジションを独占。今季初のポディウムに上がり、悪しき流れを断ち切ったかに思われたが、続くマイアミGPでは予選Q3でクラッシュを喫し、レースではカスタマーチームのハースを追い抜きあぐねて7位と下位に沈んだ。
個人としても奮わず、SF-23の競争力不足も明らかな状況だが、報道によるとルクレールとフェラーリとの契約延長の話し合いは「進展」しているという。
英タブロイド紙「Daily Mail」はこの程、フェラーリがルイス・ハミルトン(メルセデス)に対して4000万ポンド( 約69億円)の巨額オファーを用意していると報じた。
ただ、ハミルトンの跳馬移籍の憶測についてチーム代表のトト・ウォルフは墺「oe24」に対し「どれもこれも真実ではない」と否定し、「1ミリの疑いもない」と述べ契約延長に自信を示した。