
相棒ロスコー逝く…ハミルトン「人生で最も辛い決断」―12年連れ添った愛犬の死を悼む
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は2025年9月29日、長年連れ添った愛犬ロスコー(12歳のブルドッグ)の死を公表。安楽死させるという「人生で最も辛い決断」を下したと打ち明けた。
ロスコーは先週肺炎で入院し、28日(日)の午後9時20分、ハミルトンの腕の中で息を引き取った。生命維持装置につながれた相棒に付き添うために、ハミルトンはF1タイヤテストを欠席した。検査のために鎮静剤を投与された際に心臓が停止し、以降は昏睡状態が続いていた。
「人生で最も辛い決断」
ハミルトンはInstagramで訃報を伝え、「彼は4日間も生命維持装置と闘い続け、持てる限りの力を振り絞ったけど、僕は人生で最も辛い決断を下してロスコーに別れを告げなきゃならなかった。彼は最後の瞬間まで戦い続けた」と綴った。
さらに「犬を安楽死させる決断を迫られたのは初めてだった。母や親しい友人たちが同じ経験をしてきたことは知っているけど、人生で最も辛い経験のひとつだった。同じように愛するペットを失った人々に深い共感を覚える」と無念を吐露した。
一方で、「こんなにも美しい魂、天使であり真の友と人生を共にできたことを本当に感謝している。ロスコーを迎え入れたことは人生で最良の決断だった。共に過ごした思い出を永遠に大切にする」と感謝の思いを記した。
12年の絆、人気犬ロスコー
ロスコーはハミルトンとグランプリに同行する姿で知られ、Instagramでは130万人のフォロワーを抱える人気犬だった。そのプロフィールには「旅とボール遊びが大好きなヴィーガンのブルドッグ」と記され、ファンからも広く愛されてきた。
ハミルトンは2013年にロスコーと、もう1頭のブルドッグ・ココを迎え入れた。だが、ブリーダーから短命と伝えられていたココは2020年に心臓発作で亡くなった。
「深い愛情を注ぎ、同じだけの愛を返してくれたロスコーとの時間は、人生で最も素晴らしいひと時の一つだった。これまでロスコーを愛し、支えてくれた皆に心から感謝したい。それを目の当たりにできたのは、本当に特別なことだった」とハミルトンは振り返った。
SNSにはライバルを含む数々のF1チームや関係者、ドライバーから多くの哀悼のメッセージが寄せられ、トップアスリートの人間的な一面に触れた人々の共感を呼んでいる。