ハートレー、休みは程々に仕事に集中「シミュレーターで準備は万全」
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年FIA F1世界選手権第11戦ドイツGPに先立って抱負を語った。ハートレーは第4戦アゼルバイジャンGPで10位入賞し1ポイントを獲得。現在ドライバーズランキング19位につけている。
チームメイトのピエール・ガスリーが母国フランス代表の応援のためワールドカップを観戦し3連戦明けの休みを満喫した一方、ハートレーはトレーニングとシミュレーター作業に明け暮れていたようだ。
シミュレーターで準備は万全
ブレンドン・ハートレー
3連戦を終えて数日間休みがあって良かったよ。チームの皆も同じ様にすこし休めてると良いな。僕はイギリスでマウンテンバイクをした後に、すぐにシミュレーターに戻ってドイツGPの準備をしてたんだ。
フォーミュラ3ユーロの時にホッケンハイムでレースをしたんだけど、あそこは素晴らしいトラックだと思うよ。僕は歴史のある古いサーキットに行くのが好きなんだけど、ホッケンハイムには今は使われてない森の中を抜ける2本の超ロングストレートがあるんだ。走ってみたかったね!
グランドスタンドに囲まれた最終セクションにはファンが大勢詰めかけてくれて、何とも言えない素晴らしい雰囲気に包まれるんだよね。縁石が厄介な超高速のターン1や、今の時代のF1のトラックとしては珍しいバンクがあるテクニカルな最終的なセクターなど、ホッケンハイムにはあらゆる要素が詰まっている。ハイスピード区間とテクニカル区間、そして路面が上に沿ってるセクションなどの組み合わせが、ドライビングを面白くしてくれるんだ。
ドイツGPの戦いの舞台となるのはホッケンハイムリンク。1周4,574mのコースは”黒い森”と呼ばれるドイツ南西部の森林地帯に位置する。一昨年のグランプリではルイス・ハミルトン(Mercedes)が優勝。2位にダニエル・リカルド、3位にマックス・フェルスタッペンという結果だった。
F1ドイツGPは日本時間2018年7月20日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。