チームメイト同士でバトルするトロロッソ・ホンダ勢、F1フランスGP決勝レースにて
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トロロッソ・ホンダ、入賞圏外でチームメイトバトル「最高に楽しかった!けど…」F1フランスGP《決勝》

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2019年F1第8戦フランスGP決勝レースに挑んだトロロッソ・ホンダは、2台揃って完走を果たしたものの、ダニール・クビアトが14位、アレックス・アルボンが15位フィニッシュと、ポイントを獲得する事なくレースを終えた。

2台はオープニングラップでそれぞれポジションダウン。エンジン交換によるグリッドペナルティによって19番グリッドからスタートしたクビアトは、ウィリアムズのジョージ・ラッセルに交わされ最後尾に後退。11番グリッドのアルボンは、自身のミスによって5つポジションを落とし、厳しい出だしを強いられた。

ハードタイヤでスタートしたクビアトは、第一スティントを31周まで引っ張り16番手にまで挽回。一方のアルボンはケビン・マグヌッセンをオーバーテイクするなど、印象的な走りもあったが、ミスが重なった事もあり停滞。終盤の15周は、巻き返してきたチームメイトと激しいバトルを繰り広げたが、先輩株のクビアトに敗れた。

二人は共に「バトルは最高に楽しかった」と語ったが、アルボンは「でも、僕も彼もポイント圏外でバトルする事は望んじゃいない」と付け加えた。

車両パフォーマンス部門のトップを務めるギヨーム・デゾテウスは「今日は14位と15位が限界だった」と語り肩を落とした。

「金曜プラクティスや予選で堅実なペースがあった事を考えるとガッカリだ。次のオーストリアではもっと良い結果を残せるように、データを洗いざらい分析して備えるつもりだ」

トロロッソ・ホンダ:F1フランスGP決勝

ダニール・クビアト決勝: 14位, グリッド: 19番手

出来る限りの事をやり尽くしたし、そんなに悪いレースじゃなかったよ。コース上で何度か良いバトルも出来たしね。グロージャンに対してはアウト側からバシッと決めてやったし、終盤にはアレックスと楽しくバトルする事も出来たからね。凄く楽しめたよ!

ペナルティを受けることなく、もっと上のグリッドからスタートしていたとしても、ポイント圏内でフィニッシュするのは楽じゃなかっただろうね。次のオーストリアGPで強さを取り戻すために、これから全てを見直して分析しなきゃ。

アレックス・アルボン決勝: 15位, グリッド: 11番手

残念ながら、僕のレースは1周目に終わってしまった。アウト側のグリップ量を見誤ったためにターン2でワイドに膨らんでしまい、大きく後退してしまったんだ。クルマは前の連中よりも速かったけど、みんなDRSトレイン状態だったからオーバーテイクするのに手こずってしまい、レースの大部分で他のマシンの後ろを走る羽目になってしまった。

今日は若干ペースが不足気味だったから、原因を見つけ出して、何処を改善すればよいかを調べなきゃね。ダニーとのバトルは本当に楽しかったけど、僕も彼もポイント圏外でポジション争いをすることは望んじゃいないさ。


53周で争われた決勝レースでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウイン。2位はチームメイトのバルテリ・ボッタス。3位表彰台にはフェラーリのシャルル・ルクレールが滑り込んだ。

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