元ホンダF1山本雅史の初著書「勝利の流れをつかむ思考法 F1の世界でいかに崖っぷちから頂点を極めたか」発売
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2021年末までホンダF1のマネージングディレクターを務めていた山本雅史氏の初の著書「勝利の流れをつかむ思考法 F1の世界でいかに崖っぷちから頂点を極めたか」が、F1第18戦日本GP開幕前日の10月6日(木)にKADOKAWAより発売される。定価1,650円。
1982年に株式会社本田技術研究所に入社した山本雅史氏は2019年より、スクーデリア・アルファタウリ及びレッドブル・レーシングにパワーユニットを供給するホンダF1の専任マネージングディレクターに就任した。
そして撤退をシーズン末に控えた昨年、レッドブル・ホンダとしてマックス・フェルスタッペンのF1ワールドチャンピオン獲得に貢献。今年2月にMASAコンサルティング・コミュニケーションズ株式会社を設立して独立し、現在はレッドブル・パワートレインズとコンサルティング業務契約を結び、アドバイザーとしてF1に参画している。
本書では、その歩みのなかでいったい何があったのかという初公開のエピソードはもちろん、「F1界はマネジメントのスピードも最速」という世界のなかで、何を基準にどんなジャッジメントを行ない、いかにチームをつくり上げたのか、という山本雅史氏のマネジメント術が赤裸々に明らかにされる。
- 第1章 なぜマクラーレン・ホンダは苦戦したのか
- 第2章 切るべきカードは同時に複数もつ 「円満離婚」からトロロッソとの共闘へ
- 第3章 プライドなんてなくてかまわない 「トロイカ体制」で見出した自分の役割
- 特別インタビュー1 フランツ・トスト
- 第4章 理想のチームのかたちは「球体」だ
- 第5章 心が折れたときのモチベーション論 突然のF1撤退とラストシーズンへの思い
- 第6章 頂点に立たねば見えない景色がある
- 第7章 組織をアジャイルに動かすために 現場主義を貫くF1チームのリーダーたち
- 特別インタビュー2 クリスチャン・ホーナー
- 第8章 世界で戦えるマインドセットとは
- 特別インタビュー3 ヘルムート・マルコ
- 第9章 政治力は夢を叶えるための手段
また、レッドブル・レーシングの代表兼CEOを務めるクリスチャン・ホーナー、モータスポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ、そしてアルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストへの山本雅史氏自身による独占インタビューも掲載される。
崖っぷちのマクラーレン・ホンダを“円満離婚”へと導き、F1のトップチームであるレッドブルとのタッグを実現させ、レッドブル・ホンダとして2021年の劇的なドライバ―ズチャンピオン獲得を舞台裏で支えた切れ者が語るマネジメント術とは一体?
KADOKAWAは「F1ファンはもちろん、リーダーとして組織を率いる方、チームのパフォーマンスを向上させたい方など、すべてのビジネスパーソンに向けた待望の一冊」と紹介する。
Kinki Kidsの堂本光一氏は「世界で戦い続ける山本さんの考え方は、自分の人生にも大きな影響を与えてくださるものでした。感動と希望をありがとうございます」との推薦を寄せた。
- 題名:勝利の流れをつかむ思考法 F1の世界でいかに崖っぷちから頂点を極めたか
- 定価:1,650円(本体1,500円+税)
- ISBN:978-4-04-605999-4
- 判型:四六判 ページ数:240P
- 発売日:2022年10月6日(木)
- 発行:株式会社KADOKAWA