F1中国GPにまつわる”5つ”の数 – 目指せ川井ちゃん!F1トリビア

フェラーリのF1マシンcopyright ferrari.com

2017年フォーミュラ1世界選手権の第2戦中国GP。知っているだけで中国GPの決勝レースを2倍楽しめる”5つの数”を紹介しよう。

《61%》ポール・トゥ・ウィン


©co.uk

中国グランプリでの過去13回のレースの内、8回がポール・トゥ・ウィンとなっている。つまり、予選で1位を獲得したドライバーが優勝する確率が61%ということだ。上海インターナショナル・サーキットは予選順位の重要性が高いサーキットなのである。ちなみに、これまでに中国GPで優勝したドライバーの内、最も予選順位が低かったのは2006年のミハエル・シューマッハの6位となっている。

《4回》最多優勝ドライバー


©MercedesAMGF1

2008年、2011年、2014年、2015年の4回の中国GPを制したルイス・ハミルトンが最多優勝回数を誇っている。フェルナンド・アロンソは2回、ニコ・ロズベルグが2回、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがそれぞれ1回と続く。ルイス・ハミルトンの予選順位は要チェックだ。

《1.2km》バックストレートの距離

13コーナーから14コーナーの間に位置するバックストレートの距離は1.2kmもある。当然このストレート・エンドである14コーナーが最大のオーバーテイクポイントだ。ここでは8速335km/hから2速80km/hまで一気にハードブレーキングすることになる。DRSもこの区間に設置されており、その検知ポイントは12コーナー手前となっている。

《325m》スタートラインから1コーナーまでの距離

ドライバー支援装置禁止の一環として、今季からクラッチ操作の電子制御が制限された。いわゆるドライバーエイドというものである。上海インターナショナル・サーキットのスタートラインから1コーナーまでの距離は325m。スタートでミスをすれば順位を落としかねない。

《18位》トップ10外からの表彰台


©redbullracing.com

2011年のマーク・ウェバーが予選18位から3位を獲得したのが、唯一のトップ10外からの表彰台。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは予選1位から決勝2位と順位を落としている。ゴールした時の両者のタイム差は2.3秒であった。ウェバー以外にトップ10圏外から表彰台に上がったドライバーはいない。フェラーリ勢あるいはメルセデス勢がなんらかの理由で予選Q3に進出できないといった事態になれば、彼らが表彰台に登れるかどうか注視しながら決勝レースを観戦してほしい。

F1中国GP特集

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了