
FIA-F2とFIA-F3がロゴ刷新、F1への育成路線を視覚的に明確化
FIA-F2選手権およびFIA-F3選手権は2026年6月1日、新たなロゴを発表した。その狙いは、両カテゴリーがF1へと至る若手ドライバーたちの登竜門であるという位置づけを明確化し、F1との結びつきを視覚的に補強することにある。
両選手権のロゴは、いずれも単色のデザインへと簡素化された。
F2のロゴは、ファンや関係者の間でおなじみのブルーの配色を維持しているが、F3のロゴは、従来のグレーおよび赤の配色からオレンジへと変更された。若さと競争心に満ちた選手権の精神を反映するものだという。
Courtesy Of FIA Formula 2 / FIA Formula 3
刷新されたFIA-F2選手権およびFIA-F3選手権のロゴの全バリエーション、2026年6月1日
今回の変更の背景には、F1へと至る道のりを、視覚を通じて分かりやすく伝えるという狙いがある。FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は、両カテゴリーの位置づけをこう説明する。
「FIA-F2とFIA-F3は、世界的なシングルシーターの育成路線における根幹であり、F1と世界のモータースポーツの未来を形づくる才能を育てるものだ。今回の新しいビジュアル・アイデンティティは、両選手権を現代的に刷新すると同時に、FIAピラミッドにおける位置および最高峰との結びつきを補強するものだ」
F1のステファノ・ドメニカリCEOは、ファンにとっての分かりやすさを強調した。
「ピラミッドがどう機能しているのかが、ファンに明確に伝わることが重要だ。F1を引き立てる、清潔で現代的なビジュアル・アイデンティティは、それを実現する助けになる」
2017年にGP2に代わって発足したF2は、2026年で10シーズン目を迎える。2024年には記録的な数の卒業生を送り出し、ガブリエル・ボルトレート、オリバー・ベアマン、アンドレア・キミ・アントネッリ、アイザック・ハジャーの4名が同時にF1へと昇格した。
過去には角田裕毅をはじめ、シャルル・ルクレール、ジョージ・ラッセル、オスカー・ピアストリ、そしてランド・ノリスがこの道を通ってF1へと上り詰めた。ノリスは昨年、F2出身者として初めてF1ワールドドライバーズチャンピオンに輝いた。