Mission Winnowのロゴが入った2019年のフェラーリのウェア
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フェラーリ、開幕戦で「Mission Winnow」無しの2018年レースウェアを使用…今季モデルはプレミア付く?

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スクーデリア・フェラーリは2019シーズンのF1開幕オーストラリアGPで、「Mission Winnow(ミッション・ウィノウ)」のロゴが入っていない2018年仕様のレースウェアを再利用することになるようだ。地元伊メディアが4日に報じた。

「Mission Winnow」プロジェクトの違法性にメスが入った事で、マラネロのチームは2019年のF1世界選手権でのエントリー名を「スクーデリア・フェラーリ」に差し戻す事を余儀なくされた

ヨーロッパ連合と世界保健機構(WHO)はタバコ広告の禁止を定めており、F1もこれに習う形で喫煙関連の広告掲載を規制。フィリップモリス・インターナショナル(PMI)が推進する同プロジェクトの適法性が疑問視されたことで、フェラーリは論争に発展するリスクを避けることを決断した。

だが、チーム名の変更だけで全てが解決するわけではない。同プロジェクトのロゴは、今季マシン「SF90」やレーシングスーツ、ヘルメットやチームウェア、キャップに至るまであらゆるチームキットに印字されており、その全てを見直す必要がある。とは言え、メルボルンでのレース開幕までは後10日程。その全てを企画・デザイン・製造し直すには明らかに時間が不足している。

昨年のF1日本GP以降のチームウェアには「Mission Winnow」のロゴがプリントされており、今季用のレプリカTシャツなども既にインターネット上で発売されている。だが、現在出回っている在庫が切れれば再生産される事はなく、また最悪の場合、販売中止となる可能性もある。手に入れたいファンの方は、念のために急がれた方が良いかもしれない。

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