フェラーリF1、RADIOBOOKとの契約を更新…2021年シーズンも唯一の日本企業

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東京都渋谷区に本社を構えるレディオブック株式会社がF1世界選手権におけるスクーデリア・フェラーリとの公式パートナーシップ契約を更新した。

昨年はオーストリアGP、イタリアGP、アブダビGPで同社のロゴがマシンに掲載された。今季も引き続き主要なグランプリにおいて、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツのシングルシートにロゴが表示される他、シーズンを通してピットクルーのスーツにロゴが掲載される。

2014年創業のレディオブックは、スマートフォンなどのモバイル端末の買取・販売・修理・レンタルの他、データ消去を引き受けるオンデマンドサービス事業が主力の企業だ。

「R」の文字をモチーフとしたレディオブックのロゴは「リサイクル、リユース、リペア、リスペクト、リブランディング」という同社の理念を表したものとの事で、両社はサステナビリティな世界を目指すべく、その実現のために様々な企画を展開する予定だという。

板垣雄吾代表取締役社長は「去年に引き続き、日本企業として唯一パートナーシップを結べている事にとても誇りと喜びを感じています。スクーデリア・フェラーリのパートナーとして、 当社が持っている技術を最大限に生かし共に歩んで行けたらと思っています」とのコメントを寄せた。

フェラーリは2021年シーズンを戦う新車「SF21」を3月10日に発表する。