スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

フェラーリF1、2022年新車「F1-75」を世界初公開!ブラック&レッドの新たなカラーリング

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スクーデリア・アルファタウリは2月17日(木)、2022年シーズンのFIA-F1世界選手権に投入する新車「F1-75」を世界初公開した。

マラネロの新たなシングルシーターはフロアと前後ウイングを中心にブラックが配され、見る者に攻撃的な印象を与える。

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (4)Courtesy Of Ferrari S.p.A.

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (4)

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (1)Courtesy Of Ferrari S.p.A.

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (1)

赤と黒のカラーリングはアラン・プロストとナイジェル・マンセルが駆った1990年「フェラーリ641」を彷彿とさせる。

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (3)Courtesy Of Ferrari S.p.A.

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (3)

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (2)Courtesy Of Ferrari S.p.A.

スクーデリア・フェラーリの2022年型F1マシン「F1-75」 (2)

史上最大と言われる2022年の技術規定変更はフェラーリにとってチャンスとなるだろうか?

実は、近年のF1レギュレーション改訂、つまり2009年と2014年の変更は跳馬を後押しする事はなかった。

ディフェンディング・チャンピオンとして迎えた2009年型「F60」は初入賞が第4戦バーレーンと、シーズンスタートで大きく出遅れた。更にフェリペ・マッサがハンガリーで大クラッシュを喫して洗練離脱を強いられるなど、先代の8勝に対して僅か1勝に留まった。

V6ハイブリッド・ターボが導入された初年度、2014年の「F14 T」も規約変更のチャンスを活かせず、1993年以来となる未勝利に終わりコンストラクターズ選手権4位と苦しんだ。

では今回はどうか?

前向きな材料としてはフェラーリが2021年に大きく前進した点が挙げられる。そしてその要因の一つにパワーユニット(PU)の改善が含まれる点は見逃せない。シャシーの改善は今季に持ち越せないが、PUは別だ。最新のシミュレーターが導入された点も今後に向けて期待できる点だろう。