シューマッハ級の3桁億円!?ルイス・ハミルトン、フェラーリF1移籍で仰天の年間収入か
報道によるとスクーデリア・フェラーリはルイス・ハミルトンをチームに迎え入れるうえで、年間1億ドル、日本円にして約148億円もの巨額マネーを支払う事を約束したようだ。
イタリアの「Formu1a.uno」はフェラーリとの契約により、基本給、スポンサー料、肖像権料、ボーナスを含めて7度のF1ワールドチャンピオンが年間1億ドルを稼ぐことになると伝えた。
これはかつてマラネロのチームに黄金期をもたらしたミハエル・シューマッハの年俸に匹敵するレベルであり、事実とすれば現行グリッドの中で頭一つ飛び抜けた額となる。
1年のオプション付き2年契約との噂を元にすれば、フェラーリ移籍後の3年間でハミルトンは約441億円もの大金を手にする事になる。
フェラーリとの契約同様に具体的な金銭条件は明らかにされていないが、現在所属するメルセデスと昨夏に結んだ契約では年俸5,000万ポンド(約94億円)とも伝えられている。内訳が不明であるため単純比較はできないが、単に金額だけを比べると1.5倍に膨れ上がった計算だ。
ハミルトンはF1で最も成功したドライバーの一人であるだけでなく、そのパーソナリティやファッションセンス、ライフスタイルが多くのファンの支持を集めており、ブランドやスポンサーにとっては自社製品やサービスを宣伝する上で非常に魅力的な存在でもある。
また、環境保護や人権、多様性と包括性の推進など、様々な社会的、環境的な問題に対しても積極的にアクションを取る事でも知られており、企業はブランドイメージを向上させ、特にその価値観を共有する消費者から支持を集める事が可能となる。
こうした点でハミルトンは他のF1ドライバーとは一線を画しており、報道が事実だとしても納得のいくところだ。
なお2025年よりフェラーリのチームメイトとなるシャルル・ルクレールの稼ぎは基本給3,000万ユーロ(約48億円)で、シーズンを経る毎に昇給される契約だと報じられている。
150億円という途方もない金額は、フェラーリ会長ジョン・エルカーンのハミルトンに対する熱意を表すだけでなく、ファミリーに迎え入れる事で見込まれる商業的な価値を含めた期待の大きさを示すものと言えそうだ。