フェラーリF1、カルロス・サインツとの契約を2年延長「チームの歴史に新たなページを刻んでくれるはず」
FIA-F1世界選手権に参戦するスクーデリア・フェラーリは第4戦エミリア・ロマーニャGPの開幕を翌日に控えた2022年4月21日(木)、カルロス・サインツとのレギュラードライバー契約を延長したと発表した。
昨年、マクラーレンからマラネロの伝説的チームに移籍した27歳のスペイン人ドライバーは本契約に伴い、少なくとも2024年末まで紅き跳馬の一員としてF1を戦う事になる。
Very happy to renew two more years with @ScuderiaFerrari! Putting on this suit and representing this team is a great honour for me. Ferrari is fighting again at the front of the field and I’ll give it all to try and win both Championships! Vamos!💪🏼🏎
👉https://t.co/zvaaeoRets pic.twitter.com/oeOF6ZgnQD
— Carlos Sainz (@Carlossainz55) April 21, 2022
サインツは昨年、2戦を除く全てのレースでポイントを獲得。4回に渡って表彰台に上がり、チームメイトのシャルル・ルクレールより2ランク上のランキング5位というキャリアベストの成績を収めた。
「スクーデリア・フェラーリとの契約を更新できて本当に嬉しい。僕は常々、F1でレースをするのにこれ以上のチームはないと言ってきたけど、1年の経験を経てその事を更に実感したし、このレーシングスーツを着てこのチームを代表して戦う事は他では決して得られないものだと確認する事ができた」
「マラネロでの最初のシーズンは堅実かつ建設的で、グループ全体が一丸となって進歩していくという1年だったけど、その成果は確実に今シーズンの結果に表れている」
「これからもフェラーリのためにベストを尽くし、ファンの皆に喜んでもらえるような仕事ができればと思ってる。F1-75が最有力候補である事は明らかになってきているし、F1での初優勝を含めて、コース上での自分自身の目標を追い求めていきたいと思う」
チーム代表兼マネージング・ディレクターのマッティア・ビノット代表はサインツとの契約更新について「何度も言ってきた事だが、今のドライバーラインナップについて私はF1で最高の組み合わせだと信じている。故にカルロスとの契約を延長して、安定性と継続性を確保することは至極当然の流れだった」と説明した。
「カルロスは我々が期待していた通りの才能を発揮して素晴らしい結果を残し、あらゆる機会を最大限に活用してきた」
「一旦クルマから降りれば細部にまで目を配る努力家であり、それがチーム全体の向上と進歩に役立っている。シャルルとともにフェラーリの伝説を盛り上げる重要な役割を果たし、チームの歴史に新たな一章を刻んでくれると確信している」