フェラーリとマクラーレン、2020年型F1マシンを初始動…新型エンジン 産声上げる
スクーデリア・フェラーリとマクラーレンの2020年型F1マシンが産声を上げた。F1の伝説的な2つのチームは1月29日、今季のF1世界選手権に投じるシャシーを組み上げ、これに搭載された新スペックエンジンに火を入れた。
午前10時前、エンジニアや経営陣らが見守る中、スクーデリアの2020年型マシンがマラネッロで初めて始動した。新しいパワーユニットは30秒間に渡って爆音を響かせた。
跳馬の新作は、来る2月11日現地18時30分にレッジョ・エミリアのロモロ・ヴァッリ市営劇場で正式発表される。チームは3月15日にオーストラリアで行われるシーズン開幕戦に向けて準備を進めており、発表された新車はその1週間後にスペイン・バルセロナで行われるプレシーズンテストでデビューする。
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— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) January 29, 2020
マクラーレンはエンジンパートナーのルノーを本拠地ウォーキングに呼び、新車MCL35に搭載されたエンジンを初始動。マシン開発における重要なマイルストーンに到達した。
チームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルは「ルノーの同僚と共に、我々は今日初めてこの新しいクルマを正常に始動させた。例年のことだが、これは重要な一歩だ。これからの数週間は多くの困難な仕事に対処していくことになるが、チームは献身的に仕事に取り組んでいるし、最初のテストに向けて計画は全て順調に進んでいる」と語った。