バルテリ・ボッタスとエステバン・オコン

2名の新顔! F1バーチャル・モナコGP、最多8名の現役ドライバーが参戦

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今週末のF1バーチャル・モナコGPに、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスとルノーのエステバン・オコンが参戦する事が決まった。2人が公式シムレース「F1バーチャルGP(F1 Esports Virtual Grand Prix)」でステアリングを握るのは今回が初となる。

ボッタスと同じメルセデスW10を駆るのは、開発ドライバーのエステバン・グティエレス。オコンと共にルノーから出走するのは、こちらも初参戦となるニコラス・プロストだ。

他にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、アレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、そしてウィリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィが参加を表明しており、過去最多となる8名の現役F1ドライバー達が公認ゲーム「F1 2019」に収録のモンテカルロ市街地コースでの39周のレースに臨む事になる。

現役の他にはサッカー界からは、プレミアリーグ・アーセナルFC所属のピエール=エメリク・オーバメヤンがマクラーレンから、F1バーチャル・スペインGPで11位入賞を果たしたベルギー出身のGKティボー・クルトワが再びアルファロメオから参戦する。

その他のグリッドには、仮想インテルラゴスで勝利を収めたアルボンのチームメイトに、最年少でサーフィン界の殿堂入りを果たしたカイ・レニー加わり、プエルトリコのシンガーソングライター、ルイス・フォンシがレーシングポイントからバーチャルGPリデビューを飾る事が決まっている。

過去5レースの内、4レースで異なるドライバーが優勝しており、2勝を挙げているのはルクレールただ一人と、バーチャルレースは混戦を極めている。今週末はルクレールの母国、モナコ公国のモンテカルロ市街地コースでのレースとなるが、地元民としてのアドバンテージを活かせるかどうか注目が集まる。

イベントは英国ロンドンのGフィニティeスポーツアリーナからライブ中継され、レースの模様は日本時間5月24日(日)26時からF1公式サイトやYouTube、Twitch、Weibo、Facebookなどで1時間30分に渡って無料でストリーミング配信される。またイギリスではSky Sportsが、アメリカではESPNが、そして東南アジアではFOXスポーツアジアがテレビで生中継する。日本ではDAZNが5月25日19時より日本語実況をつけて配信を開始する。

メインイベントの1時間前にはF1 eスポーツ・プロ・エキシビション・レースが、そして2時間前にはF2とF3のドライバーが登場するF2バーチャルレーシングイベントがYouTube他で生配信される。

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