レッドブル、勝利の余韻に”異例のグリッド再侵入”で処分―安全確保作業妨害と認定、一方でF1アメリカGP結果に影響なし

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2025年F1第19戦アメリカGPの決勝後、国際自動車連盟(FIA)のスチュワードは聴聞を経て、角田裕毅とマックス・フェルスタッペンが所属するレッドブル・レーシングに対し、5万ユーロ(約880万円)の罰金を科す決定を下した。

この処分は、チーム関係者がフォーメーションラップ開始後のグリッドへ再侵入し、安全確保作業を妨げるという異例の違反に対して科された。罰金のうち2万5000ユーロは執行猶予付きで、2025年の残りのシーズン期間に同様の違反がなければ免除される。

今回の違反による競技結果への影響はなかった。したがって、フェルスタッペンの優勝、角田の7位入賞が確定した。

フォーメーションラップ中の再侵入が問題に

スチュワードによると、問題の行為は決勝開始直前、ゲート1近くの2番グリッド付近で発生した。フォーメーションラップが始まり、マーシャルがゲートを閉じ始めた際、レッドブルのチームメンバー1名が再びエリア内に立ち入った。

マーシャルが制止を試みたものの、当該メンバーは反応しなかったという。

チーム代表者は聴聞で「本人は制止されていることに気づかなかった」と釈明したが、エンリケ・ベルノルディを含む競技審査委員会は「指示を認識していたかどうかに関係なく、安全確保作業を妨げた行為自体が重大」と指摘。FIA国際競技規則(ISC)第12.2.1.h条(安全を損なう行為)および第12.2.1.i条(競技役員の指示不履行)への違反と認定した。

スチュワードはまた、「いかなるチーム関係者であっても、グリッドが閉鎖された後にコースへ立ち入ったり、レース開始に向けた安全対策の作業を妨げたりする行為は厳しく禁止されている」と強調。さらに、安全性を損なう行為に対しては「重大なペナルティが科される」と警告した。

続報:違法侵入の裏に「ノリスの目印テープ」


2025年F1第19戦アメリカGPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く結果となった。

エルマノス・ロドリゲス・サーキットを舞台とする次戦メキシコGPは、10月24日のフリー走行1で幕を開ける。

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