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F1、2021年シーズンの開幕はバーレーンでのダブルヘッダーか…雲行き怪しいポルトガルでの代替計画

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2021年シーズンのF1世界選手権がバーレーンのダブルヘッダー戦で開幕を迎える可能性が浮上した。仮に現在空白となっている第3戦の枠が埋まらなければ、F1は昨年同様に中東での2週連続開催を余儀なくされそうだ。

今季のF1カレンダーには全23戦が並んでいるものの第3戦のスロットは未だ未定となっている。ポルトガルのアルガルベ・サーキットが最有力候補をみなされているが状況は芳しくない。

人口1,000万人程のイベリア半島の小国は2月3日現在、総人口の7%にあたる74万944名が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染。13,257名の方が亡くなっており、昨年末から現在にかけて感染が急速に拡大している。

政府は先月末、国内への不要不急の渡航を避けるよう各国に勧告。一部の国からの渡航者については、72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書を搭乗時に提示する事並びに、入国後の14日間の隔離義務を課している。

大部分のF1チームが本拠を構えるイギリスは現在、イングランド全域でロックダウンを実施しており、不要不急の外出とみなされると罰金が科される。こうした厳しい規制が功を奏して1月9日をピークに感染者数は一貫して低下し続けているが、それでもなお1日あたりの感染者数は1万5千人を超えている。

F1は既に、当初開幕戦を予定していたオーストラリアGPを延期。代わってバーレーンがシーズンの開幕を担う予定となっているが、オランダのグランプリ・ラジオが伝えたところによると、フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)と国際自動車連盟(FIA)はバーレーンでのダブルヘッダー開催に向けて詳細を詰めているという。

この場合、バーレーンでの第2戦は4月4日に決勝レースが行われる事となり、4月18日にイモラ・サーキットで予定されているエミリア・ロマーニャGPが1週間ないしは2週間後ろ倒しとなる。報道によるとバーレーンでのダブルヘッダーは「ほぼ確実」な情勢だという。

昨シーズンのバーレーン・インターナショナル・サーキットでのレースは、1週目が通常通りのレイアウト、2週目がオーバル風の「アウタートラック」レイアウトで開催されている。

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