Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
F1ロシアGP:ピエール・ガスリーへの衝突でランス・ストロールにレース後10秒ペナルティ
F1ロシアGPのスチュワードは26日のレースを終えて、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)への衝突の一件でランス・ストロール(アストンマーチン)に10秒ペナルティと2点のペナルティポイント(累積8点)を科す裁定を下した。
最終盤のターン8で発生したインシデントに関し、スチュワードは両ドライバー及びチーム代表からの聴取並びに映像証拠を確認した上で、一件はストロールに全面的な責任があるとの判断を下した。
ストロールはセバスチャン・ベッテルとの接触でフロントウイングの左翼端板を破損したまま、チームからのピット指示に従わずにステイアウトし、そのラップのターン7で大きくコースを外れてタイヤバリアに接触した。
その後、コースへと合流した直後にブレーキングを誤り、ターン8のエントリーでガスリーの左リアに自身の右フロントをぶつけた。ガスリーはスピンを喫し、ストロールはその脇を抜けていった。
スチュワードは、ストロールが使い古して性能が劣化したハードタイヤを履いていたために非常に滑りやすい状況であったと証言した事に留意しつつも、ストロールに全面的に非があると判断。10秒加算を決定した。
ストロールは11位、ガスリーは13位で共にポイント圏外でフィニッシュした。リザルトの変動はない。