スパ・フランコルシャン上空をフライボードで飛行するフランキー・サパタ、2022年8月25日F1ベルギーGP
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

F1ベルギーGP、スパでの2023年存続が正式決定

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FIA-F1世界選手権は8月28日(日)、ベルギーGPが2023年もスパ・フランコルシャンで開催される事を正式発表した。

当初、伝統のベルギーGPは今シーズン末を以て開催が途絶える見通しであったが、キャラミ・サーキットでの2023年南アフリカGPの復活の望みが絶たれた事で一転、存続の可能性が浮上した。

F1側は南アフリカGPの開催計画を2024年にシフトしたものと見られ、これに伴いベルギーGPが2023年のカレンダーに掲載される事が決まった。

FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は「FOMが世界モータースポーツ評議会に提案した2023年のカレンダーにベルギーGPが掲載される事を本当に嬉しく思う。スパ・フランコルシャンサーキットは象徴的なコースであり、F1にとって特別な場所だ」との談話を発表した。

F1は現地プロモーターとの契約完了を経て、近々2023年の暫定カレンダーを発表する見通しだ。

来季は暫定ながらも中国GPを含む24レースが行われる見通しで、ベルギーGPは7月中旬のイギリスGPまたは同月下旬のハンガリーGPとの連戦となる可能性がある。

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