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F1バーレーンテスト《初日》午前速報:まずはフェラーリがトップタイム、レッドブルは全車最多ラップを走破
4時間に渡って行われたF1バーレーンテスト初日午前のセッションがチェッカーフラッグを迎え、フェラーリのシャルル・ルクレールがタイムシートのトップに立った。
ルクレールはトータル64周を走り込み、C3タイヤで1分34秒531を記録。C4タイヤを履いたアレックス・アルボン(ウィリアムズ)を0.539秒差で2番手に抑えた。3番手にはC3で計測したセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が続いた。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルクレール | フェラーリ | 1:34.531 | 64 | |
2 | アルボン | ウィリアムズ | 1:35.070 | + 0.539 | 53 |
3 | ベッテル | アストンマーチン | 1:35.706 | + 1.175 | 39 |
4 | ペレス | レッドブル | 1:35.977 | + 1.446 | 70 |
5 | ハミルトン | メルセデス | 1:36.365 | + 1.834 | 62 |
6 | オコン | アルピーヌ | 1:36.768 | + 2.237 | 42 |
7 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1:37.164 | + 2.633 | 54 |
8 | ノリス | マクラーレン | 1:37.580 | + 3.049 | 21 |
9 | ガスリー | アルファタウリ | 1:37.888 | + 3.357 | 44 |
レッドブル・レーシングはセルジオ・ペレスが50周一番乗りを果たし、4時間を通して全車最多となる70周のマイレージを稼いだ。タイムシートもC3で4番手と、午後の走行に向けて堅実な午前を過ごした。
存在しないに等しい程の超絶タイトなサイドポッドが話題のメルセデスは、ルイス・ハミルトンが62周を走破。同じC3タイヤでペレスに0.388秒と迫った。
マクラーレンは体調不良のダニエル・リカルドに代えてランド・ノリスを起用したものの、走行わずか21周に留まった。チームは問題の調査に取り組んでおり、フロントブレーキ周りのトラブルが懸念される。
アルファタウリはピエール・ガスリーが走行を担当。44周を走り込み、C2タイヤで暫定最下位となる9番手でヘルメットを脱いだ。
目立ったアクシデントはなく、セッション最終盤にバーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入されたが、恐らくは予め計画されたテストの一環と思われる。
セッションは1時間のランチブレイクを挟み、午後に再度、4時間の走行時間が設けられる。