Courtesy Of Alpine Racing
F1オーストラリア、停止処分目前のガスリーとオコンの同士討ち裁定を発表
F1第3戦オーストラリアGPのスチュワードは聴聞会を経て、ターン2で発生したアルピーヌのピエール・ガスリーとエステバン・オコンとの同士討ちインシデントに関して不問とする裁定を下した。
スチュワードは両ドライバー及びチーム代表者からの聴取ならびに、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、オンボード映像の調査・確認を経て、一件はいわゆる「1周目のレーシングアクシデント」に該当するとの判断を下した。お咎めなしだ。
ガスリーとオコンは共にこの見解を受け入れた。
アルピーヌおよびガスリーにとっては一安心といったところだが、累積ポイントが減ったわけではない。依然として第6戦エミリア・ロマーニャGPまでの間に後2点を加えれば、問答無用で1レースの出場停止処分が下される事になる。
4月2日(日)にアルバート・パーク・サーキットで行われた2023年F1第3戦オーストラリアGP決勝レースでは3回に渡って赤旗が振られ8台がリタイヤするという大混乱のレースとなり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを飾る結果となった。
バクー市街地コースを舞台とする次戦アゼルバイジャンGPは4月28日のフリー走行1で幕を開ける。