2017年のホンダ製F1パワーユニット「RA617H」の全貌
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F1エミリア・ロマーニャGP パワーユニット投入状況:エキゾースト初交換はあのチーム、角田裕毅も2基目に

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国際自動車連盟(FIA)テクニカルデリゲートの正式発表を元に、2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPのFP2開始直後の時点における各ドライバー(マシン)毎のパワーユニット投入状況を以下にまとめる。

史上最多23戦に向けた初戦ながらも、開幕バーレーンGPではセルジオ・ペレスとピエール・ガスリーが早くもコンポーネントの交換を強いられる事となったが、今回もホンダエンジン勢に追加投入が確認された。

続報:角田、決勝を前にPU全交換

アルファタウリの角田裕毅は午前のFP1で電気系統にトラブルを抱える事となり、総合20番手最下位でヘルメットを脱いだ。チームは午後のセッションに向け、開幕戦での2名と同じくエナジーストア(ES/バッテリー)及びコントロールエレクトロニクス(CE)を交換した。

ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは「FP1では角田選手のマシンの電気系データに気になる部分があったため、FP2に向けてPU・車体の確認と、関連する部品の交換を行いました」と説明した。

今季より新たに年間の使用上限に制限が加えられたエキゾースト・システムの交換第一号はアルピーヌのフェルナンド・アロンソとなった。チームはFP1に先立って14号車A521に2基目のエキゾーストを投入した。エキゾーストは年間8セットまでの使用が許可される。

V6ハイブリッド導入8年目の今年はICE(内燃エンジン)、ターボ(TC)、MGU-H、MGU-Kが各々年間3基まで、CE(コントロール・エレクトロニクス)、ES(バッテリー)は2基まで降格ペナルティなく使用できる。

ただし今季のレース数が19戦以下となった場合にはMGU-Kの年間許容数が2基までに制限される。

F1エミリア・ロマーニャGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス L.ハミルトンHAM 1 1 1 1 1 1 1
V.ボッタスBOT 1 1 1 1 1 1 1
レッドブル・ホンダ M.フェルスタッペンVER 1 1 1 1 1 1 1
S.ペレスPER 1 1 1 1 2 2 1
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 1 1 1 1 1 1 1
L.ノリスNOR 1 1 1 1 1 1 1
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 1 1 1 1 1 1 1
S.ベッテルVET 1 1 1 1 1 1 1
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 1 1 1 1 1 1 2
E.オコンOCN 1 1 1 1 1 1 1
フェラーリ C.ルクレールLEC 1 1 1 1 1 1 1
C.サインツSAI 1 1 1 1 1 1 1
アルファタウリ・ホンダ 角田裕毅TSU 1 1 1 1 2 2 1
P.ガスリーGAS 1 1 1 1 2 2 1
アルファロメオ・フェラーリ K.ライコネンRAI 1 1 1 1 1 1 1
A.ジョビナッツィGIO 1 1 1 1 1 1 1
ハース・フェラーリ N.マゼピンMAZ 1 1 1 1 1 1 1
M.シューマッハMSC 1 1 1 1 1 1 1
ウィリアムズ・メルセデス J.ラッセルRUS 1 1 1 1 1 1 1
N.ラティフィLAT 1 1 1 1 1 1 1

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