初参加のフェルスタッペン含むレッドブルドライバー8名がグッドウッドに集結!思い出深い愛機と再会
レッドブル・レーシングの歴代ドライバーやチーム関係者が2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)で一同に集結。ヒルクライムで思い出深い懐かしのマシンを駆った。
2005年のFIA-F1世界選手権参戦から20周年を記念してレッドブルはFoSの2日目(金)のローンチセレモニーで、最高技術責任者(CTO)であり稀代の天才F1デザイナー、エイドリアン・ニューウェイが設計したV10搭載のハイパーカー、RB17を世界初披露した。
そして最終日曜には、20年の歴史を祝うために過去と現在のレッドブルのドライバーが集まり、グッドウッド・ヒルで行われたフェスティバル史上最大規模のF1マシンパレードを行った。
- クリスチャン・クリエン(RB1)
- マーク・ウェバー(RB6)
- ダニエル・リカルド(RB7)
- クリスチャン・ホーナー(RB8)
- デビッド・クルサード(RB9)
- マックス・フェルスタッペン(RB16B)
- セルジオ・ペレス(RB18)
- ハムダ・アル・クバイシ(F1アカデミーカー)
チーム代表のクリスチャン・ホーナーはセバスチャン・ベッテルの代役として初めて、自らのチームのマシンを駆り、グランプリ通算7勝を飾った2012年のRB8を走らせた。
また、ニューウェイはアストンマーチンと共同で製作したヴァルキリーに乗ってパレードを締め括った。
クリスチャン・クリエン – RB1
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでRB1と再会できて本当に最高だ。これは僕がこのチームで最初にレースをした時のクルマだ。レッドブル・レーシングはこれから始まった」
「丘を登るV10エンジンのサウンドも、観客の反応も素晴らしかった。以降の歴代のクルマが僕の後ろに続いたことで、その進化を見ることができた。初期にこのチームの一員としてドライブできたことを光栄に思う。今日、それを追体験できて嬉しかった」
マーク・ウェバー – RB6
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのエネルギーは他に類を見ない。レッドブルはこのイベントで事実上、信じがたいことに自分たちだけのF1パドックを作り上げた。20シーズン目を祝うに際して、これまでの歩みを伝えるにこれ以上ない方法だ」
「RB6をドライブすると素晴らしい思い出が蘇ってくる。これは僕がレッドブルでドライブした中で一番のお気に入りなんだ。それにチームの歴史の重要な一部でもある」
「DC(デビッド・クルサード)や他の多くのドライバーと一緒にドライブできて本当に特別な1日になった」
ダニエル・リカルド – RB7
「レッドブル・ファミリーの一員であることを誇りに思うのは今日みたいな日だ。20年に渡る思い出が目の前に広がった。チームがこの間に成し遂げたことを思い出させるものだった」
「このチームを作り上げてきた数々のドライバーと一緒にこの瞬間と物語を分かち合えて良かった。僕はキャリアの大半をレッドブルとともに過ごしてきた。そんなチームがF1史上最も成功したチームの一つなんて本当に誇らしい」
「グッドウッドはスポーツ全般、F1だけでなくモータースポーツ全般が如何にクールなものであるかを思い出させてくれる。スポーツを愛するものとして、そのショーの一部を担うことができて良かった」
クリスチャン・ホーナー、CEO兼チームプリンシパル – RB8
「今日のグッドウッドはその名に恥じない本当に素晴らしいものになった。レッドブル・レーシングが紡いできたその歴史を、この象徴的なヒルクライムで披露できるなんて本当に信じられないような瞬間だった」
「F1参戦から20年目を迎えた今シーズン、我々は記録を塗り替え続けている。グッドウッドで史上最大のF1マシンパレードを披露したこの日を決して忘れることはないだろう」
「チームの歴史に貢献してくれたドライバーやチームメンバーと共にステアリングを握ることができて本当に光栄だった」
デビッド・クルサード – RB9
「レッドブル・レーシングは今やF1史上最も成功したチームの一つだ。そんなチームの20周年を祝うことができて今日は本当に特別な1日になった。イベントを通じてステアリングを握り、素晴らしいファンに会うことができて本当に嬉しかった」
「レッドブルはこの素晴らしいスポーツを生み出した偉大な先人たちの功績の上に成り立っている。どのチームもどの世代も、これまで以上を目指していかなければならないが、レッドブルはこれを次のレベルに引き上げた」
「チームのドライバーたちと再会し、この壮大なイベントに参加できて良かったし、なぜ我々がレースを愛してやまないのかを改めて実感できた」
マックス・フェルスタッペン – RB16B
「チームの素晴らしい歴史を祝うために、みんなが集まることができて良かった。グッドウッドに来るのは今回が初めてだけど、20周年を記念してレッドブルがここで大きな存在感を放ち、一緒になって丘を駆け上がることができて最高だった」
「最後にはドライバーが各々、縁のある昔のクルマと一緒になって並んだ。お祝いするに相応しい素晴らしい瞬間だった」
「こうしてまたRB16Bをドライブできて嬉しかったし、チームの歴史の一部を担ってきたみんなと再会できて良かった。20年に渡って関わってきた全てのひとたちから多くの感情がこみ上げていた。ドライブできて楽しかったし、最後にはドーナツターンもできた。最高の経験になった」
セルジオ・ペレス – RB18
「今日はチームにとって本当に特別な1日になった。お祝いのためにみんなが集まった。今日のような日にこそ、レッドブル・レーシングの歴史の重みを感じる」
「今日はチームとして新しい歴史の1ページを刻むことができた。嬉しかったし、その一部を担うことができて本当に特別な気分だ」
「グッドウッドのようなイベントに参加するのはいつだって楽しい。リラックスした雰囲気の中で、チームの素晴らしいファンやモータースポーツのファンと一緒に過ごす時間が増えるからね」
「RB18に再会できたのも嬉しかった。座った瞬間にモナコで優勝した時の思い出が蘇った。本当に楽しい一日だった」
ハムダ・アル・クバイシ – F1アカデミーカー
「間違いなく忘れられない週末になりました。レッドブル・レーシングの20周年を祝うイベントに参加し、憧れの伝説的なドライバーたちと一緒に走ることができて本当に最高でした」
「グッドウッドは本当に象徴的なイベントです。初のヒルクライムを終えた直後の私の表情を見れば、どれだけ嬉しかったかが分かると思います」
「通常のサーキットよりもグリップが小さいので、F1アカデミーカーでドリフトしながら走ることになりました。あれは本当に楽しい経験でした。一生忘れられない週末になりました」