1985年のF1オランダGPでウィリアムズ・ホンダFW10を駆り6位入賞を果たしたナイジェル・マンセルcopyright LAT Photographic/Williams F1

F1オランダGPが2020年に復帰、ザントフォールトでの3年契約を正式発表

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フォーミュラ1は5月14日、2020年のFIA F1世界選手権にオランダグランプリが復帰する事を正式発表した。契約は3年。オランダ王国北ホラント州ザントフォールトに位置するザントフォールト・サーキットで開催される。なお、ハイネケンが同イベントのタイトル・スポンサーを務める。

アムステルダムから程近い場所に位置するザントフォールトは、雄大な海岸砂丘に囲まれたロングビーチで知られるオランダの主要ビーチリゾートだ。ザントフォールトとオランダGPがF1にカムバックするのは1985年以来35年ぶりの事で、F1開催に際してFIAが定めている基準を満たすべく、今後数カ月のうちに、現地市議会や他の数社の協力を得てトラックとインフラが再建される。

オランダGPの歴史は古く、1952年に初めてF1世界選手権が開催された。第一回オランダGPでは、その年のチャンピオンに輝いたフェラーリのアルベルト・アスカリが優勝。2020年で31回目のグランプリ開催を迎える事になる。

チェイス・キャリーF1会長兼CEOは、発表会見の中で「フォーミュラ1がオランダのザンドフォールト・トラックに復帰することを発表できて光栄だ。F1に関与し始めた当初から、我々はヨーロッパにルーツを持つこのスポーツを尊重し、新たなサーキットでのレース開催を望んできた」と語った。

「来年のカレンダーは、既に決定しているベトナムの首都ハノイで行われる新しいストリートレースと、35年ぶりとなるザントフォールト復帰を迎える事になる。多くのレースでオレンジ色の応援旗が見られることからも分かるように、才能あるマックス・フェルスタッペンの登場によって、近年のオランダではF1への関心が再び高まっている。来年のザントフォールトは、この色がスタンドを覆い尽くす事になるだろう」

同国出身のマックス・フェルスタッペンは2015年に、史上最年少F1デビューを果たし、次世代のF1を背負って立つと高く評価されているドライバー。オランダ近郊でのグランプリでは、オレンジ色のファッションに身を包んだフェルスタッペン応援団が押し寄せ、熱狂的な声援を送ってきた。