DAZN、元F1総帥バーニー・エクレストンの半生を描く「Lucky!」をアブダビGP開幕当日より独占配信
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スポーツ・チャンネル「DAZN」は、F1帝国を築き上げたバーニー・エクレストンを題材とするドキュメンタリー「Lucky」を11月18日(金)より順次独占配信する。本作は全8話構成だが、5話以降の配信は未定だ。
これはバーニー・エクレストンが如何にしてF1を世界的なモータースポーツに育て上げたのかを描くもので、F1を所有するリバティ・メディアからの許可を得て、レジェンドドライバーのレース映像を含む過去の様々なシーンを収めた大量のアーカイブ映像と共に構成される。
F1を含むレーシングドライバーとしての短い活動の後、チームオーナーとしてこのスポーツに携わったバーニー・エクレストンは、FOCA会長としてF1の商業権を手にすると、F1のあらゆる権利を統括して40年以上に渡ってF1を支配・発展させてきた。
F1は今や、サッカーワールドカップや近代オリンピックとも比肩するスポーツに至った。本作では、興行的発展のために日夜奔走したバーニー・エクレストン本人が、F1誕生創世記の舞台裏、同じ夢を語り合ったドライバーの事故死と喪失感、そして新たに抱いた野望まで、これまで語られることがなかった多くの真実を初めて独白する。
制作は2020年に始まった。F1を語る上で避けては通れないこの謎めいた92歳のイギリス人実業家はコロナ禍下、スイス・グシュタードにある自宅でインタビューに応じ、その半生、深い関係性にあったドライバーたち、F1を世界的スポーツに育て上げたその手腕など、「自身とF1の物語」を初めて他者に託した。
託されたのは、2012年英国アカデミー賞でドキュメンタリー賞と編集賞を受賞し、「アイルトン・セナ 音速の貴公子」で脚本を担当したマニッシュ・パンディだ。パンディ率いるJiva Maya社は2年に渡ってカメラを回した。
「戦友」と第された第1話では、第二次世界大戦終結から5年後の1950年に産声を上げたF1世界選手権の初戦をファンとして観戦したバーニーがどのようにF1の世界へ飛び込み、どんな仲間たちと何を目撃したのかに迫る。
- 第1/2話:11月18日(金) 11時
- 第3話:11月23日11時
- 第4話:11月30日(水) 11時
なお、第1話配信当日の11月18日には、2022年シーズンのF1最終戦、アブダビGPがアラブ首長国連邦アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開幕を迎える。DAZNは全セッションを完全生配信する。
近代的な豪華ホテルの周囲を囲む独創的なレイアウトのサーキットを舞台に、決勝は夕刻から開始されるトワイライトレースとして行われる。刻々と変わりゆく美しい夜景とともに白熱したバトルが期待される。
F1での2年目を迎えた角田裕毅(アルファタウリ)はキャリアベストの4位入賞を果たしたこの地で更なるポイント獲得に臨む。