ダカールラリー2020で総合優勝を果たしたカルロス・サインツ
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ダカールラリー2020:サインツが総合優勝、初参戦アロンソは13位…2輪はホンダが31年ぶりの栄冠

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サウジアラビアを新天地として開催されたダカールラリー2020は、1月17日(金)に最終第12ステージを終え、カルロス・サインツが(BAHRAIN JCW X-RAID TEAM)が3度目の総合優勝を飾った。初参戦のフェルナンド・アロンソ(TOYOTA GAZOO RACING)は、トップから4時間42分47秒遅れの総合13位という結果に終わった。

2輪部門では、ワークスマシン「CRF450 RALLY」を駆ったリッキー・ブラベック(Monster Energy Honda Team)が、18連覇中のKTMを打ち破って総合優勝を獲得した。Hondaにとっては1989年以来、31年ぶりのダカールラリーでの総合優勝となった。HRCの野村欣滋代表取締役社長はブラベックへの感謝を口にしつつ、本大会で事故死したパウロ・ゴンサルヴェスに触れ「この結果は彼の貢献なしにありえなかった」と述べた。

42回目の開催を迎えた今年は、342台の車両がレースをスタート。最後までフィニッシュしたのは237台で、完走率は69.3%だった。

F1で2度ワールドチャンピオンに輝いた後、WEC世界耐久選手権を制してラリーレイドに挑戦しているフェルナンド・アロンソは、サスペンション破損やマシンの横転などのアクシデントを乗り越え、最終ステージ12では4位フィニッシュを果たし、ルーキーとして最上位でチェッカーを受けた。