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初日のセッションでは両方のマシンに問題を抱えたものの、FP3をトラブルフリーで終えたレッドブル。午前のセッションと同様に予選でも力強い走りを見せたレッドブルは、マックス・フェルスタッペンが5位、ダニエル・リカルドが6位につけた。2人のタイム差は0.154秒だった。
フェルスタッペンは、フェラーリとメルセデスには予選時のエンジンブーストモードがあるため、自分たちと彼らとの予選のギャップは大きくなる傾向にあるが、決勝ではそこまでのパワー差は出てこないため、大いにチャンスがあると自信を見せる。
レッドブル:F1カナダGP予選を終えて
マックス・フェルスタッペン予選: 5位/1:12.403
このサーキットが僕らのマシンに合ってないのは分かっていたから、5番グリッドは望み得る最高の結果だったと思うし、僕は満足してるよ。フェラーリとメルセデスは予選になると、エンジン出力を上げてくるんだ。今の僕らにはそんな芸当はできない。でも、高い出力レベルでは決勝を走りきれないから、レースでは予選ほどのパワー差は出てこないはずさ。つまり、僕らには彼らの争いに加わって前進できる可能性があるってこと。
僕らのレースペースは良いと思う。まずは5番手をキープすることが第一の目標だけど、それができれば後は前の連中に何が起こるか次第だね。僕らはずっとフィールド上で最高のマシンを手にするべく懸命に作業を続けてきてるんだ。今週投入されたアップデートはかなり上手く行ってるよ。開発の方向性が正しい事の証明だね。ここには長いストレートがあるから、予選でその進捗ぶりを披露するのは難しいけど、僕らは間違いなくステップアップしてるよ。
ダニエル・リカルド予選: 6位/1:12.557
昨日は全然計画通りに進まなかったけど、今朝のFP3では多くの周回を走りたくさんの物事を学んだよ。予選では”トップ6″の最後尾になっちゃったけど、僕らは戦える状態にあると思う。マックスと一緒に決勝に向けて良いポジションにつけたから、これ以上は贅沢言えないよ。
最後のアタックは、もうコンマ1秒位は改善できたと思うけど、それ以外の事についてはやりきったと思う。僕はアインシュタインじゃないけど、3年前には6番グリッドから優勝したわけで、明日も6番グリッドからスタートするわけだから、、これって簡単な算数だよね?ぼく間違ってないよね?
2017年第7戦F1カナダGP予選の詳細については、予選結果とダイジェストを参照されたい。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページをご覧あれ。