肘をついて微笑むレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、ジル・ビルヌーブ・サーキットにて
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フェルスタッペン、壁に接触した挙げ句13番手「見かけの順位ほどペースは悪くない」F1カナダGP《初日》

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F1第7戦カナダGP初日プラクティスを13番手という不本意な結果で締め括ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、「見かけの順位ほどクルマの状態もペースも悪くはない」と語り、予選と決勝に向けて楽観的な姿勢をみせている。

フェルスタッペンは7日(金)にジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた2回目のセッション中に、低速で走行するチームメイトのピエール・ガスリーに気を取られ、最終シケインでアンダーステア。悪名高きチャンピオンズ・ウォールに接触した。

マシンに深刻なダメージはなかったものの、ファストラップは台無しに終わり、クルマの状態確認のために予定外のガレージインを強いられた。コースに復帰した後はロングランに取り組んだため、ソフトコンパウンドでのタイム計測をやり終える事なく、13番手タイムに終わった。

見かけ上の順位ほど、ペースは悪くはない

マックス・フェルスタッペンFP1: 4位, FP2: 13位

マシンの感触は良かったし、FP1は悪くなかった。傍から見ると厳しい状況に見えるかもしれないけど、FP2も悪くなかったし、クルマのフィーリングも良かった。

残念ながら、FP2ではアタックラップを走り終えることができなかった。最終シケインに差し掛かった時に、低速で走っていた前のピエールに気を取られてしまい、アンダーステアに見舞われてウォールに突っ込んでしまった。残念だし走行時間を少し失ってしまったけど、走っている時のペースはかなり良かった。

もちろん、もっと上手くやりたかったし、滑りやすい路面コンディションが僕ら向きじゃなかった部分もあると思うけど、ロングランペースには競争力があったし、その点については満足している。走行は中断してしまったけど、明日に向けてやらなきゃならないのは微調整だけだ。

今日はとにかく酷くダスティだった。おかげで、4つか5つのバイザーを剥がさなきゃならなかった。普段は1つで十分なのに。いくらなんでも酷すぎだよ。特にレーシングラインから外れたところが酷かった。明日にはコンディションが良くなっていると良いんだけど。


初日をトップで締め括ったのはフェラーリ勢。シャルル・ルクレールが2番手セバスチャン・ベッテルを1000分の74秒差で退けトップタイムを記録した。3番手にはコンマ1秒遅れでメルセデスのバルテリ・ボッタスが続いた。

F1カナダグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間6月8日(土)24時から25時まで、公式予選は同27時から1時間に渡ってジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される。

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