ジル・ビルヌーブ・サーキットのパドックを歩くレッドブルのセルジオ・ペレス、2022年6月16日F1カナダGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

セルジオ・ペレス、11番手も予選を楽観視…対フェルスタッペンでの1秒落ちの理由はセットアップ

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F1第9戦カナダGP初日プラクティスに臨んだレッドブルのセルジオ・ペレスはFP1で4番手を刻むも、続くFP2では11番手と大きく遅れた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差は1秒以上に達した。

原因はクルマの違いにあった。両者のギャップについてチーム代表のクリスチャン・ホーナーは「基本的にはセットアップの違い」だと説明した。

「マックスはマシンバランスにかなり満足しているが、チェコはそうでもないようだ。ドライバーに合わせて調整している。マックスはフロントに対する要求が強く、チェコの方はパッシブでスムースなものを求めている」

予選では競争力を発揮できる

セルジオ・ペレスFP2: 11位 / FP1: 4位

残念ながら、今日のセッションから読み取れることはあまりない。クルマを上手く機能させるためには、まずは良いペースを掴んでそこから作業を進める必要があるものの、今日はそれができなかった。

僕らは燃料を軽くした状況でのセットアップに課題を抱えていた。ただ幸運にも解決できた。ロングランペースの方はもう少し意味のあるものだったけど、それでも少し問題があった。明日には全て解決できると期待している。

少し出遅れてしまったけど、今夜はみんな元気だし、競争力を高めるために明日に向けて上手く妥協点を見出だせると思う。

天候次第では予選で状況が一変する可能性もありそうだから、どうなるか見守る必要がある。

マックスのペースが良かったから、僕も肝心な土曜に競争力を発揮できると期待している。


2022年F1カナダGPのFP2ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がFP1に続きトップタイムを記録。2番手に降格決定のシャルル・ルクレール、3番手にカルロス・サインツと、背後にフェラーリの2台が続く結果となった。

2022年F1カナダグランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月18日(土)26時から、公式予選は同29時から1時間に渡ってジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される。

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