F1ブラジルGP予選を2番手で終えトップ3セレモニーに参加したフェラーリのセバスチャン・ベッテル 2018年11月10日
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2番手セバスチャン・ベッテル「ソフトスタートは決勝で有利に働くはず」

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スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ブラジルGP予選前最後のフリー走行でトップタイムを記録。ポールを目指して午後のスターティンググリッド争いに挑んだが、宿敵ルイス・ハミルトンに1000分の93秒届かず2番手に甘んじる事となった。

フェラーリ勢は唯一、予選Q2を硬めのソフトタイヤで突破する事に成功。周り全てが中古のスーパーソフトでスタートする状況の中、跳馬の2台はソフトタイヤを履きグリッドに付く事になる。

Q2での車検の際にオフィシャルからの指示を無視したとして、ベッテルは予選後に2万5,000ユーロ、日本円にして約323万円の罰金の支払いを命じられた

ソフトスタートは決勝で有利に働くはず

セバスチャン・ベッテル予選: 2位, FP3: 1位

今日の予選で計測器に何が起きたかはハッキリしてるから、(余計な事は言わず)僕は予選についてだけ話すべきだろうね。

Q3のアラック中にターン8でちょっとミスがあって、若干タイムロスした上に勢いを失った場面はあったけど、何度か良いラップを刻めたし、タイヤも上手くマネジメント出来た。

もう少し攻めなきゃならないのは分かってたけど、上手くいく可能性はあるとは言え失敗する可能性だってあったわけで。まあ最終的には上手くいかなかったけど不満はない。マシンの感触は本当に良かったしね。

明日はオプション(ソフト)タイヤでスタートする事になる。多分アドバンテージを得られると思う。もちろん雨が降らない前提での話だけど。スタートの際はグリップ不足が生じる分だけ不利ではあるけど、ターン1までの距離は凄く短いし何とかなるでしょ。

明日が成功するかどうかは、スタートでの仕事の成果に大きく依存するだろうね。


2018年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースは、日本時間11月11日(日)26時10分から行われ、1周4309mのインテルラゴスを71周する事で勝敗を決する。

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