フェルスタッペン、後続を寄せ付けぬ速さでPP「ホンダと僕らの強さの表れ」F1ブラジルGP《予選》
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、16日(土)に行われたF1第20戦ブラジル公式予選でキャリア通算2度目のポールポジションを獲得。一日を振り返り「後続に0.1秒差以上をつけてポールポジションを獲得できたのは、ホンダと僕らの強さの表れだ」と語った。
インテルラゴス・サーキットは、エンジンとシャシー双方の性能が求められるコース。特に、コース終盤に配置される1kmを超える上り坂のロングストレートでは、高いエンジンパワーが必要で、ハイブリッド時代が開幕した2014年から昨年までの5年間は、王者メルセデス以外にこの地でポールを獲得したチームはいなかった。
フェルスタッペンはQ1からQ3までの全ての予選ラウンドで全体ベストを刻み続け、最終的にスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルに対して0.123秒のギャップをつけてポールポジションを獲得した。1周67秒と短いインテルラゴスでのコンマ1秒は大きい。
Pos | Driver | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|
1 | フェルスタッペン | 1:08.242 | 1:07.503 | 1:07.508 |
奇しくもこの日は、チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーの46歳の誕生日。ホーナー代表は「最高の誕生日プレゼント。過去5年間に渡ってメルセデスが圧倒してきた場所で、本当に素晴らしいパフォーマンスを示してくれた」と喜びを表した。
0.1秒差以上でのPPはホンダと僕らの強さの表れ
マックス・フェルスタッペン予選: 1位, FP3: 2位
今日ここでポールが獲れて本当に嬉しい。車体とエンジンとが高いレベルで噛み合わさってパフォーマンスを発揮してくれた。マシンを改善させるために、昨日の夜に幾つか変更を加えただけじゃなく、FP3を終えた後にも最後に微調整を施し、その結果として予選が凄く活気づいた。
クルマはQ1から飛ぶように速かった。最後のQ3では気温が上がったせいで少しばかり厄介だったけど、それでもクルマの方は依然として良い感じだった。ミドルセクターで全体ベストをマークしただけでなく、後続にコンマ1秒以上の差をつけてここでポールを獲得できた事は、僕らとホンダが力強いパフォーマンスを示したという表れだ。
大抵の場合、僕らのマシンはレースに強いけど、明日も同じようになって欲しい。このサーキットを駆け抜けるのは本当に楽しいから、明日はエキサイティングで楽しめるようなレースになることを期待してる。明日は仕事をやり遂げなきゃね。
ポールポジションはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。フロントロウ2番グリッドには、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが並ぶ事となった。
2019年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースは、日本時間11月17日(日)深夜2時10分から行われ、1周4,309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事で勝敗を競う。