ストフェル・バンドーン「ロングランは今季最強レベルに良い」F1ブラジルGP《初日》
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マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、ブラジルGP初日を振り返って、インテルラゴスでのMCL32のロングランペースは驚異的で、今季最強レベルに良い事を明かした。
バンドーンは午前のFP1で26周、午後のFP2では38周を走破し8番手と13番手で金曜のセッションを終えた。バンドーンにはフェルナンド・アロンソのみに投入されていた新型フロントウイングが持ち込まれ、午前中にはアロンソを上回るラップタイムを記録した。
ホンダF1を統括する長谷川祐介は、予選でのダブルQ3進出は可能、と主張しており、シーズンを経る毎にアロンソに接近し自信を深めているバンドーンのパフォーマンスにも期待がかかる。
ブラジルでのMCL32のロングランは最強
ストフェル・バンドーンFP1: 8位, FP2: 13位
僕としてはFP1で初めてこのインテルラゴスを走ったわけだけど、今日はすごいポジティブな一日になったよ。アップグレードされた新しい空力パッケージが僕にも導入されたから、午前のセッションではこれに対しての理解を深めるところから始めたんだ。全体的には非常にうまくいったんじゃないかな。
FP2は少し難しかったね。午前とは別のセットアップを試して色々変更してみたんだけど、正しい方向に向かった感じじゃなかったんだ。でも、ロングランペースは信じがたいほど良かったし、今シーズンの中で最強レベルだよ。
レースに向けてあらゆる事が良い状態にあると思うよ。明日はすべてをまとめ上げる必要があるけど、予選を良い形で締めくくれれば、日曜日の決勝に向けて良いポジションが得られるはずさ。
ブラジルGP予選前最後の練習走行となる3回目のフリー走行は、日本時間11月12日(土)22時からインテルラゴス・サーキットで行われる。現地予報では豪雨が予想されており、ウェットコンディションになるものと見込まれている。ソフトとスーパーソフトのタイム差は小さく、デグラデーションの程度によって日曜のタイヤ戦略が分かれそうだ。