ロレンツォ・バンディーニ賞のトロフィーを手にするメルセデスのバルテリ・ボッタス、2018年5月
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バルテリ・ボッタス、2018年ロレンツォ・バンディーニ賞を受賞。F1での功績認められる

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メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスは現地5日、イタリアのブリジゲッラで行われた2018年ロレンツォ・バンディーニ賞の授賞式に参加、トロフィーを受け取った。電撃引退を発表したニコ・ロズベルグの代役として昨シーズン、急遽メルセデスへと移籍。キャリア初優勝を達成し、コンストラクターズタイトル連覇に大きな貢献を果たした。

同賞は、モータースポーツにおいて活躍したドライバーや関係者等に対して贈られるもので、F1とルマン24時間レースで勝利した故ロレンツォ・バンディーニを追悼するために1992年に創設された。ジャンカルロ・ミナルディや伊ジャーナリスト等、12名の審査員によって選考が行われ、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグ等、これまでに多くのトップドライバーが受賞している。

ボッタスはミナルディの本拠地であったファエンツァから、バンディーニの故郷であるブリジゲッラまでの約12kmの道のりを、2016年のF1チャンピオンマシン「Mercedes F1 W07 Hybrid」でドライブ。集まったファンと観客の声援に応えた。

W07でバンディーニ賞の授賞式に向うメルセデスのバルテリ・ボッタス

「本当に名誉なことだよ」とボッタス。「これまでにバンディーニ賞を受賞したドライバーのリストを見たけど、錚々たる顔ぶれだよね。一体何人のチャンピオンがいることやらビックリだよ!僕もそのリストに入れて本当に誇らしいよ」

「去年は幾つか良いレースをする事ができた。その事が認められて嬉しい。2016年マシンで公道を走れた事も、今日という素晴らしい一日に華を添えてくれた」